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魚でも、低体温は生存に不利   低体温、冷え症は、諸病の元

魚でも、低体温は生存に不利

低体温、冷え症は、諸病の元
             
          2017.12

昭和薬局では、常に、低体温は、良くない、とお客さまには、伝えています。

不妊であれ、アレルギー・アトピーであれ、又、多くの婦人病、生理痛から肩こり、頭痛、偏頭
痛、更年期障害など多くの、病気、不調の基礎には、低体温があります、と言っています。

さて、先日、新聞の切抜きを眺めていたら、読売新聞(2016.10.31)の記事に、面白いのがあ
ったので紹介します。

最近の研究で、体温の高い魚は、低い魚より、速く泳げる事が、判明したそうです。
ほ乳類は鳥類は、体温が外気の温度とは関係なく、一定の温度(36~38度位)に保たれていますので、温血動物とも恒温動物とも言われます。
それに反して、は虫類、両性類、魚類などは、体温が一定ではなく、外気の温度に影響され、冷血動物とも変温動物とも言われます。
どちらが生存に有利かといえば、温血動物です。外気の温度に関係なく活動できます。
体温の低い、冷血動物は、寒いと活動が衰えますので、温血動物と比べて不利になります。
地上の生き物では、ほ乳類が最も栄え、鳥類がそれに次いでいます。
以上のことからも、体温が高い方が生存に有利なことは、明白です。

さて、
マグロやサメの中間は、長時間、高速で泳げることが知られています。大体、他の魚の3倍の速さだそうです。
ホホジロザメ(体温は約25度、体重428キログラム)が、最も速く、時速は8.1キロメートル、
次いでクロマグロ(体温は約30度、体重240キログラム)は、時速7.2キロメートルだそうです

これらは、魚類としては、例外的に体温は、高く一定していて、いわば恒温動物的です。

これら以外の多くの魚の体温は、周囲の水温と同じです。サケは、低温の北方の魚ですが、時速は2.7キロメートル、マンボウは比較的暖かい海に棲む魚ですが、時速は2.2キロメートルだそうです。

これらのことから考えると、魚ですら、体温が高い方が泳ぐ速度が速い=食べ物を取るのに有利、であることが判ります。

我々人間も、体温が高い(正常に)方が、健康に有利です。
魚の体温と速度との関係は、面白いことではありませんか?

朝霞、志木、新座、和光で42年
朝霞の漢方  昭和薬局
薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332


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