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ウエスタンレッドシダー

ウエスタンレッドシダー

昭和薬局では、アトピー肌のお手入れにあたって、始めに「ウエスタンレッドシダー」を使って消毒に用いてます。
「ウエスタンレッドシダー」とは、北アメリカのウエスタンレッドシダーの樹液そのものです。防腐剤、添加物などは一切使用していない、天然の安全で安心できる化粧水です。
ヒノキの仲間なので、ヒノキの香りがします。何か、ほっとするにおいです。
私自身は、ちょっと痒いときなどに利用します。すると、すぐに痒みが消えます。薬を使うよりいいし、手軽なので使っています。

この、ウエスタンレッドシダーは、長いことアメリカインディアンによって、薬として利用されてきました。今では、もう忘れられているようですが、ウエスタンレッドシダーの樹液には、殺菌効果があることが、現代科学でも、証明されています。

以下に、ウエスタンレッドシダーの薬用について紹介します。
ウエスタン・レッド・シダー  Thuja plicata ヒノキ科ネズコ属 
和名  ベイスギ (米杉), アメリカネズコ, レッドシダー、ウエスタンレッドシダー
英名   Western Red Cedar, Canoe Cedar, Giant Arborvitae, Giant Redcedar, Shinglewood
学名  Thuja plicata  Donn
ウエスタン・レッド・シダー(Western Red Cedar)は、薬として、広範囲の病気の治療に、多くの北アメリカのインディアンの部族によって使用されていました。
しかし、現代のハーブ療法では、ほとんど忘れられています。

内服としては、
葉の煎じ液は、胃痛と下痢の治療で使われました。
粉末にした葉の煎じ液は、外用としてリューマチを含めて、種々の体内の痛みを治療するために使われました。
葉の煎じ液は、風邪の治療で使われました。
葉の芽は、噛むことによって歯痛と肺の痛みの治療として用いられました。
芽の 煎じ液は、うがい薬として使用されました。
小さい枝の煎じ液は、せき、風邪と結核の治療薬として使われました。
薄い煎じ液は、リューマチあるいは関節炎によって起こされたつらい関節の痛みの治療で飲まれました。

茎先端と根の煎じ液は、風邪の治療で使われました。
樹皮と小枝の煎じ液は、腎臓の病気の治療に用いられていました。
種と小枝の煎じ液は、熱の治療で使われました。
樹皮を噛んだもの、あるいは樹皮の煎じ液は、月経を誘発するために飲まれました。

外用としては、
大枝をつぶして湿布状にしたものとオイルは、気管支炎、リューマチ、胃痛と首の腫れたものの治療のために、背中と胸に塗られました。
小枝の煎じ液は、性病の傷の洗浄料として使用されました。
大枝の煎じ液は、フケ用のシャンプーとして使用されました。

内側の樹皮を モグサ(moxa)状にしたものが、刺激をやわらげるものとして使用されました。
内側の樹皮を湿布としたものは、おできの治療に用いられました。
樹皮は、コットンと同じぐらい柔らかくなるまで打ち砕かれて、顔をこするために使われました。
非常に柔らかい樹皮は、傷を縛り、そして包帯として使われました。
細かくずたずたにされた皮は、傷と腫れを治療するために使われました。

以上、見てきたように、実に様々な病気に応用されてきました。


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