人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ウエスタンレッドシダーについて

ウエスタンレッドシダーについて_d0096268_22235799.jpgウエスタンレッドシダーについて


昭和薬局では、「ウエスタンレッドシダー」というローションを、アトピーとか皮膚のトラブルにおすすめしています。
また、最近では魚鱗癬にも使われています。
今回は、「ウエスタン・レッド・シダー」の素材について書いてみます。

ウエスタンレッドシダーは、北米産のヒノキ科の植物です。
ヒノキ科ですから、ヒノキに近いにおいがします。
何も知らない人に香りを嗅がせたら、ヒノキの匂いだというでしょう。
そのくらい、ヒノキに近いニオイがします。

商品としての「ウェスタン・レッド・シダー(ローション)」は、樹木としての「ウエスタンレッドシダー」の樹液そのものです。

原料の「ウエスタンレドシダー」は、木材として利用されています。
製剤すると端材が出ます。
その端材から、樹液をしぼりとります。
メーカーから聞いたことはありませんが、それから不純物などを取り除いて精製したもののようです。
(不純物が入っていると、かぶれる恐れがあります。)
防腐剤、添加剤は、全く入っていません。まあ、必要ないのですね。
それが、商品としての「ウエスタン・レッド・シダー(ローション)」です。

木材としての「ウエスタンレッドシダー」は、腐りにくいとされていますが、その理由が樹液や、その匂いです。この樹液や匂いの成分に殺菌力があります。
「ウエスタンレドシダー」は自分の身を守るために、殺菌・抗菌成分を作っているのですね。
それを、人間が利用しているわけです。

「ウエスタン・レッド・シダー(ローション)」が、天然の殺菌剤・抗菌剤であるというのは、このようなことからも分かりましょう。

「ウエスタン・レッド・シダー(ローション)」は、薬ではないのですが、けっこうかゆみがおさまります。
ちょっと痒いときに、シュッと吹きかけると、痒みがおさまります。
薬では無いので気楽に使っています。
(薬屋が薬でないのが良いというのも変ですが。)
また、いわゆる、副作用は無いでしょう。(飲んだ場合は、分かりませんが。)
ということで、店においてある見本を時々自身でも使います。

アトピーで「ウエスタン・レッド・シダー」を買われた方に、ニキビで悩んでいるお子さんがいました。
これはニキビにもいいですよ、と教えておいたら、子供さんは、それだけで、ニキビの出が少なくなったそうです。
まあ、面倒くさい洗顔やスキンケアよりズッと簡単ですから。

さて、このブログで、ウェスタンレッドシダーのアメリカインディアンによる薬用について書いたことがありますので、興味のある方は、そちらもご覧ください。

http://showayakyk.exblog.jp/10387655/


朝霞市、志木市、新座市、和光市 の健康を支えて35年  
 
昭和薬局   薬剤師 鈴木 覚
 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

ホームページは   
さいたま かんぽう どっと こむ      埼玉漢方ドットコム  http://www.saitamakanpo.com

<< ウイキョウで大物釣り  その1 , 「サカナニゲタ。」「クジラトレタ。」 >>