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ススキ  秋の薬草

ススキ  秋の薬草


ススキは、秋の代表的な植物で、秋の七草の一つでもあります。
このススキの根にも、薬理作用があります。

根を取って薬用にしますが、採取の時期に異同があります。
しかし、いずれも、風邪や熱に効果があるとしています。

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秋に根を掘り乾かす。解熱、感冒の薬。1日量5~10g(実用の薬草、栗原愛塔先生)
春先、ススキの葉が発生する前に、地下の根茎を掘り取り、水洗いして泥を取り除いた後、細かく刻んで日光に干す。そのまま保存し、風邪のときに解熱剤として使用する。1日量6~15gを水300ccで1/2量にまで煎じつめる。1日3回服用すると効果的である。(薬草カラー図鑑、伊沢一男先生)

三河の国では、根を瘡毒を去るために煎じて服用する。(民間薬用植物誌、梅村甚太郎先生)
尾張の国では、煎じて風邪に用いる。(同上)

「中華本草」には、秋、冬に採取して、乾燥貯蔵するとある。
功能主治は、咳を止め、利尿、活血、渴きを止める。咳嗽、小便不利、带下(こしけ)、熱病口渴を治す、とある。

秋の七草は、以下の通り
女郎花(オミナエシ) オミナエシ科
尾花(オバナ:ススキのこと) イネ科
桔梗(キキョウ) キキョウ科
撫子(ナデシコ) ナデシコ科
藤袴(フジバカマ) キク科
葛(クズ) マメ科
萩(ハギ) マメ科

朝霞の漢方   昭和薬局    薬剤師 鈴木 覚
朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106

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