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カユミがひいて、お母さんも、眠くなった

カユミがひいて、お母さんも、眠くなった   2012.5
          アトピー性皮膚炎の赤ちゃんとお母さん

アトピー性皮膚炎のお子さんのスキンケアをしていると、
お子さん、特に赤ちゃんは、寝てしまうことが良くあります。

赤ちゃんのアトピー肌のスキンケアをしていて、面白いな、また赤ちゃんは正直だなと
思うことが良くあります。

今回のは、お母さんと赤ちゃん(ゼロ歳)の二人とも、アトピー性皮膚炎というケースでした。

始めて来た時には、赤ちゃんとお母さんとにお手入れ(スキンケア)をしました。
子供さんが小さいこともあって、飲み薬は使わずに、紫根エキス入りの漢方の軟膏と自然派のスキンケア製品(ホワイトリリー)などでお手入れをしました。
始めは、嫌がりましたが、そのうちニッコリとして来ました。
赤ちゃんは、知らない人に何かをされて嫌だったのでしょうが、カユミがだんだんひいてきたので、機嫌が良くなりました。
赤ちゃんとか小さいお子さんには、よくある反応です。
お母さんにスキンケアをし、本人と赤ちゃんのお手入れ(スキンケア)の方法を、覚えてもらいました。

それから、数日して、また見えました。赤ちゃんの方はだいぶきれいになっています。
赤ちゃんは、カユミがないのでよく寝ています。
しかし、お母さんの方は、あまり進歩がありませんでしたので、また、お手入れ(スキンケア)をしました。
始めは、顔が赤くて、かゆかったのですが、お手入れしているうちに、だんだん赤みがひいていきました。
同時に、カユミが無くなっていきました。
すると、眠くなってきたそうです。

こういうことでしょう。
零歳の赤ちゃんの世話をするだけで、普通はくたびれます。
子育ては、喜びでもありますが、疲れますね。
ましてや、アトピーの赤ちゃんですから、痒いと、泣いたり機嫌が悪くなります。
スキンケアをしてやると、カユミや赤みが消えます。
すると、普通のお子さんを育てるよりくたびれ、寝不足になります。
その上、自分自身もアトピーで痒いのに、赤ちゃん優先ですから、自分の方のスキンケアはお留守になります。痒いので、寝不足がひどくなる、といった状態だったのでしょう。

当店でお手入れ(スキンケア)をして、カユミが無くなって、ほっと一息つけて安心したのでしょう。
それで、今までの寝不足が襲ってきて、眠くなった、ということでしょう。

アトピー肌のお手入れ(スキンケア)をしていて、お母さんの方が眠くなってきたということは、今までになかったことなので、
面白いと思い、文章にしてみました。


昭和薬局の、アトピー肌に対する方針

アトピー性皮膚炎の場合、多くの方は、ステロイド剤の軟膏を投与されていることがほとんどです。
ステロイド軟膏を長期間使用使用している場合は、いきなり中止するのは、危険なので、徐々に減らしてもらうようにしています。
スキンケアを中心にして、漢方の軟膏(紫根エキス、オウバクなどの入った)や、非ステロイドのかゆみ止めなどを併用していくと、徐々にステロイドの軟膏を減らすようにしています。
また、内服の漢方薬も併用することもあります。
ステロイド剤の副作用は良く知られていますが、いきなりの中止は危険ですので、こういう方法を勧めています。
アトピー性皮膚炎は、かゆみをコントロール出来れば、悪化しないことが多いので、カユミ対策も重視しています。
カユミが無くなる、あるいは軽減できれば、かき壊して悪化させたりすることが無くなります。
また、カユミでイライラすることも少なくなり、精神衛生上 非常に良いことです。

経験上、アトピー性皮膚炎は、何か一つの薬などで、良くなることは、ほとんどありません。
薬(内服、外用)とスキンケアを、1人ひとりにあった組み合わせで、対応していくと、良くなるとが多いのです。
食生活とか、生活習慣に関係している場合もありますので、そちらにも注意を向ける必要があります。

さいたま  朝霞市、志木市、新座市、和光市で37年  漢方相談薬局
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106  昭和薬局   薬剤師  鈴木 覚
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