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ヒナちゃん(ウサギです)と鏡 、動物とカガミ

ヒナちゃんと鏡


我が家には、ヒナチャンというウサギがいます。
現在、8歳ですが、ウサギとしては長寿な方です。
ヒナチャンは時々面白い行動をします。
ヒナちゃんに鏡を見せたら、どう反応するのだろうか?と思っていました。
鏡と、動物について、考えると、イソップ童話の「犬と肉」を思い出します。

イソップ童話には、多くの異本(ギリシャ語、英語其の他の言語)があり、またそれを多くの人が、直訳したり、意訳したり、改変したりして、混乱しています。
そこで、版権の切れている「小学読本(明治16年9月)」より、引用します。
“「欲ふかしければ物を失ふ」
犬あり。口に食物をふくみて。橋をすぎしに。橋の下にも。また犬ありて。食物をふくみたり。おのが影の。水にうつれることをしらず。その食をすて。走りて、これを奪はんとして。
つひに、水におぼれたり。ふたゝび。さきの食物をとらんとせしに、はや水中にありて。流れ去りぬ。ものを貪らんとして。かへりて、ものを失なへり。”

今読んでも、なかなか興味深い内容です。
本文の意図は、さておき、犬が鏡(この場合は水面)に写った自分を、自分だと理解できないということを示しています。
また、民話の中には、昔の地方の僻地の老人に鏡を見せたところ、自分の顔を見て、「お父様久しぶりでございます。」と挨拶したというのがあります。
これは、始めて鏡を見た人間(赤ちゃん)も、始めは、鏡に自分が映っているのが判らないことを、象徴しています。
動物のうちで、ゴリラか、チンパンジーだか、忘れましたが、鏡を見せると、始めはわからないが、そのうち鏡に自分が映っていることを、認識できるそうです。
しかし、多くの動物は、鏡について理解できません。

前置きが長くなりましたが、先日ヒナちゃんに、全身が映る鏡を見せました。
反応はというと、全くありません。チラッと見て全く無視、気にしていません。

昔、飼っていた「ハナちゃん」というウサギは、大変甘えん坊で、焼きもちやきでした。
その、「ハナちゃん」に鏡を見せたところ、大変な反応を見せました。ものすごく怒って、鏡に向かって威嚇しました。鏡に映った自分を見て、なにか、別のウサギがそばにいると思って、
怒ったのでしょうね。
「ハナちゃん」は、動物のぬいぐるみにも怒っていました。
「ハナちゃん」は、鏡を認識理解出来ないだけではなく、動物と無生物(ぬいぐるみ)の違いもわからなかったようです。

それに反して、ヒナちゃんは、鏡に映った自分の姿に対して、「なんだこれ」という感じで、
興味さえ示しませんでした。少なくとも、敵とは認識しませんでした。
ヒナちゃんは、鏡について、理解できてはいないでしょう。
しかし、ヒナちゃんが鏡を無視したということは、「ハナちゃん」や「よくばり犬」よりは、
賢そうです。

埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
朝霞の漢方  昭和薬局  薬剤師 鈴木 覚
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

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