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治りにくい膀胱炎は、温める

治りにくい膀胱炎は、温める
                                          2013.7.6

先日、こういうことがありました。

80代の女性です。
大きな病院に通っているが、膀胱炎が、長いこと治らない。
そこで、近所の医院で、そのことを訴えたら、別な抗生物質を投与された。
しかし、それでも良くならない。

もともと、当店に以前から来ていた方なので、体の冷えが強いことがわかっていました。

普通、膀胱炎は、抗生物質を飲んだら、数日で、治ります。
治らないということは、冷え、特に腹部、下半身が冷えています。
又、免疫力が、体力が落ちていて、膀胱炎の菌を殺せない状態ということです。
冷え、体温が低いと、免疫力が非常に低下します。

そこで、体力をつけ、温めれば良い、と考えました。

体力をつけ、血流を良くする漢方薬を飲んでもらいました。
同時に、首の後ろにある、大椎(だいつい)というツボに、温灸しました。
足は、足から下半身を温める足温器「レッグホット」で、足を温めました。
今は、七月ですから、普通の体力の人を、こんなに温めたら、熱くてたまらないはずです。
しかし、この方は、気持ちが良いと、50分くらい、こうして、温めました。

家に帰ったら、体を冷やさないことと温めることを勧めました。
自宅では、温灸も、足温器もありませんので、湯たんぽの使い方を教えました。

その後、すぐに膀胱炎の自覚症状は、無くなったそうです。
昨日、病院で検査を受けたところ、菌は消失した、と言われたそうです。
今までと、同じ治療なのに、簡単に治ったのは、体を温めたことと、漢方薬で体力をつけたことです。
直接膀胱炎に効果のある薬は、当店では出していません。
しかし、なかなか治らなかった膀胱炎は、簡単に治りました。

その方が、体を温めるのって、本当に大切ね、と言いました。

さて、体を、温めた後、そのの方は、
帰る段になって、杖を忘れてしまいました。

この女性は、足が重く、歩くのも大変で、杖をついていました。
温めた後、「足も軽くなった」と喜んでいました。
足や下半身を温めた結果、足が軽くなり、杖を忘れてしまったわけです。

実は、この方法は、夜間頻尿や、夜尿症にも、同じように有効です。

朝霞市、志木市、新座市、和光市で38年  
朝霞の漢方  昭和薬局  薬剤師 鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332


膀胱炎が長引いている方、膀胱炎を繰り返す方、夜間頻尿の方、夜尿症の家族がいる方、
ご相談下さい。

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