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東ウクライナの戦闘下でベビーブーム

東ウクライナの戦闘下でベビーブーム

                   2017.3.5

東ウクライナというと、ロシアとの戦闘状態に有ります。当地区では、40代の夫婦の出産が増えているそうです。
また、これまで、不妊と考えられていた夫婦からも、赤ちゃんが産まれて来ているそうです。
病院では、戦争で負傷した人たちの傍らで、出産が行われているそうです。
東ウクライナの親ロシア地区では、ここ34ヶ月間で、1万人以上が死亡し、25,000近くが負傷したとのことです。
この様な危険な状況下で、ミニベビーブームが起こっているそうです。

このようなことが、2,017.3.4ジャパンタイムズに載っていました。

そして、戦闘状態下で、女性が、繁殖能力が上昇するのかは、科学的には説明出来ないそうです。

アヴディィヴカAvdiivkaと言う町では、銃火と爆弾が炸裂している音が聞こえているそうです。
このアヴディィヴカAvdiivkaでは、戦争の始まった2,014年には、年間45人赤ちゃんが産まれたのに対し、2,016年には、年間110人の赤ちゃんが生まれたそうです。
この間、戦争で他地区に多くの人が逃れて、人口が減ったのにも拘わらずです。
また、戦争ですから、暖房も機能しなかったり、電気の灯りがない状態の時もあります。医師たちは、たびたび、蝋燭の光を頼りに、赤ちゃんを取り上げてもいるそうです。

まことに、不思議な現象ですが、衛生状態、栄養状態
の悪い難民キャンプでも、子供は、生まれています。
日本を含む先進国では、不妊の悩みが社会問題になっているのに、条件の悪い場所では、赤チャンができています。

どう解釈すべきかわかりません。
日本やその他の先進国では、結婚年齢が上がっています。つまり、年齢的なものが、不妊の理由の一つとされています。確かに、そうでしょう。
しかし、この東ウクライナでは、40代での出産が増えているだけではなく、今まで不妊とされていた夫婦からも、子供が出来ています。

不思議なことです。
或いは、動物としての本能が、危機的状況下で、種の保存の本能が働いて、多産を促しているのかも知れません。

朝霞の漢方

昭和薬局  薬剤師 鈴木 覚
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