デブ菌でニワトリを太らせる(人間もデブ菌で太る)

デブ菌でニワトリを太らせる(人間もデブ菌で太る)
2019.2

最近、デブ菌、やせ菌という言葉が、話題になっています。
腸内細菌の中には、肥満を促進してしまう、「デブ菌」もあれば、肥満を防いでくれる、「やせ菌」もあることが判ってきました。

このことが、長年の疑問を解いてくれました。

抗生物質を家禽家畜に与えることは、以前からよく行われています。
だから、抗生物質まみれの肉は避けた方が良い、との健康情報があります。

この事に関して、以前から疑問に思っていたことは、こういう事です。
ニワトリに抗生物質を与えて、病気を防ぎ、太らせる、ということです。
何となく変だな、とは、思っていましたが、深く追求したことはありませんでした。
抗生物質を与えて、病気の予防をすることは、納得できます。しかし、太るというのは、多少不思議に思いました。ただ、感染症を予防できれば、順調に体重がふえるのかな?という程度でした。

ところが、最近、やっと疑問が解けました。

「腸を鍛えれば、頭がよくなる」辨の義己先生著、
「肥満の原因は、太らせ菌だった」P154の項に、答えがありました。

アメリカの研究者が、ある菌(ストレプトマイセス・アウレオファシェンス)をニワトリに与えると、体重増加が二倍になることを発見した。これは、抗生物質(クロルテトラサイクリン)による効果であることが明らかになった。
その後、それを改良した抗生物質(テトラサイクリン)が用いられるようになりました。
これは、この抗生物質が、腸内の「やせ菌」を殺し(抗生物質ですから)、「デブ菌」を増やしているからかも知れない、とのことです。

それで、現在では、養鶏場、養豚場、養魚場などで、大量の抗生物質がつかわれているわけです。
詳しいことは、未だ不明です。しかし、ある種の抗生物質を使えば、多分デブ菌が増え、「やせ菌」が減るのでしょう。

(体重を増やしたい方は、自分にあった抗生物質を見つければいいのでしょうね!?)

ということで、なぜ養鶏場などで、抗生物質が多様されるようになった理由が、判りました。

これも、腸内細菌、腸内フローラ、善玉菌、悪玉菌の問題だったのですね。
腸内環境は、大切ですね。

ご相談は
朝霞の漢方  昭和薬局
薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332


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