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30年ぶりの潮干狩り　大洗でハマグリ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022.8

今年の夏休みは、久しぶりに潮干狩りに入ってきました。
といっても、それが目的では無かったのですが。

この夏は、というより、今年は、諸事多難で時間的に余裕が無く、夏に何処にも行く予定は、ありませんでした。

しかし、何処にも出かけないのも、と思い、連れて行くことにしました。
そこで、家族に、「海がいい？山がいい？」と質問しました。
すると、「海」との即答でした。
もっとも、まだ物事のわからない年なので、わかりやすい「海」と答えたのかも知れません。
「山」と言っても、具体的なイメージは、わかないでしょうから。

と言うことで、7月の半ばに、大洗のホテルに予約を入れました。
普通の年でしたら、こんなハイシーズン（8月17日）では、予約できないでしょう。
しかし、コロナ肺炎の感染拡大で、キャンセルが出たのであろう事を推定して、申しこんだら、うまい具合に予約出来ました。

かくて、8月17日に大洗に向かいました。高速を出て（水戸大洗）すぐの公園（大串公園）に寄ってから、と思いましたが、家族は、すぐに海へ行きたいと強く主張しました。
それで、大洗のサンビーチに向かいました。

サンビーチは、横に広く、かつ遠浅なので、小さい子でも、安全です。
また、岩場がなく、一面の砂浜なので、怪我の心配もありません。
また、ここは、天然のハマグリがとれるのも、知られています。
ここに来るのは、久しぶりです。
私の子供たちが、小学生でしたから、今から30年位前のことです。
なかなか良い場所ですが、
この海岸の、欠点は、駐車場から、海までかなり歩くことです。

砂浜に着いたら、家族（三歳の子）は、波打ち際に行って、足に波があたるのを喜んでいました。
去年は、恐がっていましたが。

そうこうしている内に、周囲を見渡すと、海に入って遊んでいる人、砂地で遊んでいる人（子供）、また潮干狩りをしている人たちが、目に入りました。
見ると、結構、ハマグリが取れています。
実は、こういう事もあるかなと思って、道具を用意はしてきました。
バケツ、熊手、小さなおもちゃのシャベル（普通のシャベルは、忘れていましたので）などです。
家族が、そこら辺を掘ってみると、結構、ハマグリが見つかります。
また、波が、押したり引いたりしているのを見ると、なんと、ハマグリも流れています。
私は、流れているハマグリを拾ったりしました。
また、家族（三歳児）が砂を掘って探しているのを手伝いました。
周囲を見ると、小さい子たちも、けっこうハマグリを見つけていました。
これは、きっと、彼らには、楽しい事だろうな、と思いました。
私たちは、これから、家に帰るのではないので、少し、取っただけで、止めました。
しかし、すぐそばの一家は、バケツに山盛り4杯も並べていました。
あれを、自家消費するのは、大変そうだな、それとも周囲にお裾分けするのかな、とも思いました。
まあ、そのくらい、この大洗のサンビーチは、天然のハマグリが取れる場所です。
海水浴、砂浜での遊び、潮干狩りが同時に楽しめる、良い所です。
それから、ホテルに向かいました。途中で、氷を買って、ハマグリを入れたバケツを冷やしました。
翌１8日は、雨だったので、水族館に家族を連れていきました。
それから、公園などで、家族を遊ばせ、帰途につきました。
帰りの車の中では、ハマグリの上下に氷を置いて、家まで保たせました。


帰って、ハマグリの一部を食べてみましたが、まあ、それなりに美味しかったことです。
家族（三歳児）は、「海、楽しかったね」と喜んでいました。
まあ、連れて行った甲斐がありました。
今回は、私たち夫婦と孫の三人だけで行きましたが、孫は、特に寂しがることもなく、楽しそうでした。


帰ってから、写真をみると、面白いことに気がつきました。
おじいさん、おばあさんと小さい子の組み合わせは、私たちだけ
小さい子に日焼け止めで、フードをかぶせているのは、私たちだけ。
やはり、老夫婦と孫の組み合わせは、ちょっと変わっているかもしれませんね。


注意：
☆☆☆大洗には、多くの海岸があります。
ハマグリが、取れるのは、大洗「サンビーチ」だけです。
大洗の観光写真では、よく海上の鳥居が出てきますが、あれは大洗磯前神社の鳥居で、「大洗海岸」にあります。
ここは、サンビーチより少し北側です。更にその北側にも海岸が広がっています。
「サンビーチ」以外は、ハマグリが取れないだけではなく、海が、すぐ深くなるので、海岸散歩には、良いでしょうが、子供さんにはお勧め出来ません。
また、「サンビーチ」で、ハマグリが取れるのには、時間帯があります。
干潮（毎日違います）の時でないと、取れません。
潮汐表を見て、干潮の少し前から行くのが、一番よく取れます。