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花粉アレルギーと腸内環境

花粉アレルギーと腸内環境

                 2025.3

毎年、多くの人が、花粉症に悩んでいますが、腸内環境とアレルギーの関係があることが、最近知られるようになりました。
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腸内環境を良くすると、アレルギー症状がやわらいだり、免疫機能が改善するともわかってきました。

腸を元気にすれば、おなかスッキリで、毎日が快適に過ごせます。
朝のお通じがスムーズにいかなかったり、旅先でお腹が張ったり、逆にお腹がゆるくなるなどして、外出がおっくうになることはありませんか? 

当店の長年のお客様で、この排便の悩みで、外出も出来ない、と言う方がいました。
お勧めした、薬と食物繊維で、すぐに改善しました。
今でも、飲んでいると体調が良いと、定期的にご注文いただいています。

便通の乱れは不快であるばかりでなく、QOL(生活の質)を下げる原因になります。また、近年、腸内環境が整えばアレルギー症状がやわらいだり、免疫機能が改善することもわかってきました。腸を元気に保つことは、全身の健康にも良い効果をもたらします。
今は、花粉症のシーズンですが、感覚的に多くの方が、便通、腸の悩みをお持ちです。
もし、そうであったら、お腹の悩みを改善すると、花粉アレルギー、アレルギー性鼻炎も改善する可能性があります。
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対策:
○食物繊維と善玉菌を積極的にとる
腸内環境を整えるために重要な栄養素といえば、まず、便通をスムーズにする食物繊維です。食
物繊維は、実は、2種類に分けられます。
一つは、不溶性食物繊維、
もう一つは、水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は胃や腸で水分を吸収してふくらむことで、便のかさを増やし、腸のぜん動運動を活発にします。豆類、きのこ類、もち麦、大麦などの穀類に多く含まれます。
一方、水溶性食物繊維は腸内細菌のバランスを善玉菌優位に整える働きがあり、めかぶ、もずくなどネバネバした海藻類のほか、もち麦などの穀類、豆類などに多く含まれます。
腸の中には、人の健康に良い影響を与える善玉菌と、悪い影響を及ぼす悪玉菌が混在しています。
そして優勢な方になびく日和見菌も存在します。腸を元気にするためには、善玉菌を増やして優勢にすることが大切です。

○野菜を食べていれば食物繊維は足りている、とは限りません。
「野菜をしっかり食べていれば食物繊維は足りているのでは?」と考えがちですが、野菜にはごぼうやアボカド、モロヘイヤのように食物繊維が多いものと、トマトやきゅうりのように少ないものがあります。意識して食物繊維が豊富な食材をとり、補うようにしま
しょう。
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食物繊維とともに積極的にとりたいのが、善玉菌の一種である乳酸菌やビフィズス菌です。ヨーグルト、漬け物、キムチなどに含まれています。また、納豆に含まれる納豆菌も、腸内で善玉菌を増やす働きがあります。
こうした食品に加え、善玉菌のエサになるオリゴ糖を含む蜂蜜やバナナ、玉ねぎなどをとれば、より腸内環境が整い、おなかの調子がよくなります。
毎日の食事に気をつけて、腸の元気を保ちましょう。


○食事で、とりきれない場合には、ご相談ください。
  漢方薬や、補えるものをご提案します。

朝霞の漢方 昭和薬局 鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

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