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妊婦検診無料化について

妊婦検診無料化について

妊婦検診無料化について、今朝 テレビ(みのもんた朝ズバ)で取り上げられていました。
政府は、妊婦検診の14回分を無料化すると再三言っていましたが、実現されていない。
麻生首相も桝添大臣も、無料化を明言している場面が映し出されていました。

あ、これは、先日の勉強会での講師の先生の話と符号しているなと思いました。

ざっと、こんなことです。
前回も書きましたが、先日7月12日、
大阪で「子宝カウンセラーの会」主催の、不妊症についての勉強会がありました。

講師の先生は、関西での不妊治療でも有名な先生です。
講義の合間に、妊婦検診無料化で、現場でかなり混乱をきたしているといることを話されました。

政府は無料化といっているが、自治体によって違う。
ある自治体は無料で、ある自治体は1回の検診につき500円だけ、または2500円だけ負担するといった具合で、市町村によってバラバラだとの事です。
負担する回数も、14回すべてであったり、5回までだったりと、混乱している。
また、妊婦検診は、保険が利かないので、各病院が自由に設定しているので、病院ごとに料金が違う。
もともと、病院が、込んでいて待ち時間が長いのに、この妊婦検診無料化で、更に待ち時間が長くなってしまった、とのことです。
窓口の支払の段になって、自治体ごとに、負担金が違うので、計算事務の時間が、長くなってしまった。また、よくわからない自治体のもあって、それを調べたり問い合わせたりで、更に時間がかかって、大変になっている。

検診で待たされ、計算窓口で待たされ、待ち時間が長くなって、申し訳ないと思っているとの事でした。

また、テレビ(みのもんた朝ズバ)では、大阪府の自治体間での、負担の差を取り上げていましたが、まさに、その現場にいる先生の話でした。

妊婦検診に保険が利かなくて、子どもを生むのに、相当の金額が必要であるというのは、おかしなことです。
これからの、未来を支える子どもを増やすのに、国がお金を負担せず、個人の負担にし、不用不急の事業に大金を投じているのは、間違っています。
今、日本は、人口減に苦しんでいます。不況の原因の一つでもあります。
ある程度の人口増は、必要です。

不用不急の予算を抑え、国家の未来を支える子どもを増やすのに、お金を回すべきです。
妊婦検診など出産に関わる費用を、本当の意味で無料化すべきだと思います。
それが、長期的には、日本の国力の衰退に、歯止めをかけることになるでしょうから。

埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
    昭和薬局        薬剤師  鈴木 覚
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

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