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カテゴリ:腸内環境( 3 )

抗生物質で腸年齢が上がる

抗生物質で腸年齢が上がる
2019年9月


先日、抗生物質と腸年齢について、興味深いことを、聞きました。

ある知人が、腸年齢の検査を受けたそうです。
その女性は、見た目も若く、普段から気をつけている人です。

ところが、先日、腸年齢の検査を受けたところ、実年齢より、10数歳上との結果だそうです。
(この、腸内年齢の基準は、検査機関によって違います。それでも、一定の指標にはなるでしょう。)

こういうことです。
いわゆる善玉菌が減って、悪玉菌が増え、腸内細菌の種類が、異常に少ないこと、また、特定の菌が、全体の60%近くを占めていたそうです。

これには、原因として、考えられることがあったそうです。
検査物を提出する少し前に、抗生物質を飲んだことです。

抗生物質は、病気の治療には、欠かせませんが、腸内細菌叢(腸内フローラ)を乱すことが、以前から知られています。
腸内の、善玉菌も悪玉菌も殺してしまうと。

この人の場合は、善玉菌を減らして、細菌の種類を減らしたことになります。

抗生物質は、重要な薬ですが、必要な時だけにすることが、身を守ることになるでしょう。


腸のトラブルの相談は

朝霞の漢方  昭和薬局
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

低炭水化物は、寿命を縮める

低炭水化物は、寿命を縮める
米をキチンと食べましょう!
                              2019.6

極端な、低炭水化物ダイエット(炭水化物をあまり食べない=コメなどをあまり食べない。)は、
老化を促進し、寿命を縮める、との記事が、先日のJapanTimes 2019.5.18にありました。


こんな内容です。

低炭水化物ダイエットは、内臓脂肪と血糖値上昇を抑えるのには、効果的であると指摘はしているが。
しかし、これは、専門家の指導で行なわれるべきである、としている。

研究者は、実験用のネズミ(マウス)を3つのグループに分けて、以下の様な食事を与えて実験した。

1、バランスのとれた食事。
2、脂肪の多い食事。
3、低炭水化物で、タンパク質を増やした食事。

  これは、カロリーの内の20%を炭水化物から摂取するのに等しい。
  そして、人間で言えば、3度の食事から、主食を抜くのと同じようであるそうである。

さて、結果はと言うと。

3の低炭水化物ダイエットのグループは、バランスダイエットに比べて、8から9週間早く死んだ、
また、脂肪の多い食事のグループに比べても、寿命は短かかった。

さらに、低炭水化物ダイエットのグループは、認知能力は、バランス食のグループの半分に低下した。
(つまり、炭水化物をあまり食べないと、バカになる。)

また、低炭水化物のグループは、腸内の悪玉細菌が増えて、善玉細菌が減ったのが、観察された。
(炭水化物を減らすと、腸内環境が悪化する。腸内環境のあっかは、多くの病気、不調をもたらすことになる。)


・・・・・
最近と言いたい所ですが、
米を食べると、太るとか、炭水化物を減らせとか、おかしな健康法、ダイエットを主張する人々が、昔からいます。
米を食べると太るというのは、全くの嘘です。
何であれ、食べ過ぎ、カロリーの取りすぎは、体重が増えます。
もし、米を食べて太るのであれば、米を食べない地区、人々は、やせていることになります。
しかし、米を食べないアメリカ人やブラジル人と米を食べる日本人のどちらが、痩せていて、どちらが太っているでしょうか?
これは、考えるまでもないでしょう。
米を食べる方(日本人や米食のアジア人)がやせています。
米食の国でも、肥満者はいますが、それは、単にカロリーの取りすぎです。
しかしその肥満度は、米を食べないアメリカ人の肥満には負けます。

何事も、バランスが大事です。
また、考え方も、極端な何々主義では、健康を害し、
老化を促進し、寿命を短くします。

近年、アレルギー、免疫系の病気が増えてきていますが、食事に関係していることが、多く見受けられます。
炭水化物の摂取が減れば、今回の記事にもあるように、腸内環境が悪化します。
腸内環境が悪化すれば、老化が進み、認知機能が低下し、アレルギー、免疫系の病気が悪化します。


まあ、食事に関しても、穏やかな考え方が、大事ではありませんか。
こういう所からも、バランスのとれた和食が、体には、良いことが、納得できます。


さいたま朝霞で44年
朝霞の漢方   昭和薬局
薬剤師   鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

デブ菌でニワトリを太らせる(人間もデブ菌で太る)

デブ菌でニワトリを太らせる(人間もデブ菌で太る)
2019.2

最近、デブ菌、やせ菌という言葉が、話題になっています。
腸内細菌の中には、肥満を促進してしまう、「デブ菌」もあれば、肥満を防いでくれる、「やせ菌」もあることが判ってきました。

このことが、長年の疑問を解いてくれました。

抗生物質を家禽家畜に与えることは、以前からよく行われています。
だから、抗生物質まみれの肉は避けた方が良い、との健康情報があります。

この事に関して、以前から疑問に思っていたことは、こういう事です。
ニワトリに抗生物質を与えて、病気を防ぎ、太らせる、ということです。
何となく変だな、とは、思っていましたが、深く追求したことはありませんでした。
抗生物質を与えて、病気の予防をすることは、納得できます。しかし、太るというのは、多少不思議に思いました。ただ、感染症を予防できれば、順調に体重がふえるのかな?という程度でした。

ところが、最近、やっと疑問が解けました。

「腸を鍛えれば、頭がよくなる」辨の義己先生著、
「肥満の原因は、太らせ菌だった」P154の項に、答えがありました。

アメリカの研究者が、ある菌(ストレプトマイセス・アウレオファシェンス)をニワトリに与えると、体重増加が二倍になることを発見した。これは、抗生物質(クロルテトラサイクリン)による効果であることが明らかになった。
その後、それを改良した抗生物質(テトラサイクリン)が用いられるようになりました。
これは、この抗生物質が、腸内の「やせ菌」を殺し(抗生物質ですから)、「デブ菌」を増やしているからかも知れない、とのことです。

それで、現在では、養鶏場、養豚場、養魚場などで、大量の抗生物質がつかわれているわけです。
詳しいことは、未だ不明です。しかし、ある種の抗生物質を使えば、多分デブ菌が増え、「やせ菌」が減るのでしょう。

(体重を増やしたい方は、自分にあった抗生物質を見つければいいのでしょうね!?)

ということで、なぜ養鶏場などで、抗生物質が多様されるようになった理由が、判りました。

これも、腸内細菌、腸内フローラ、善玉菌、悪玉菌の問題だったのですね。
腸内環境は、大切ですね。

ご相談は
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薬剤師  鈴木 覚
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