カテゴリ:ウサギ、ネコ、動物( 12 )

ネズミもくすぐると笑う

ネズミもくすぐると笑う
    
ネズミもくすぐられると笑うそうです。

                                               2017.1
くすぐられて笑う?のは、人間だけであると、これまで思っていましたが、ネズミ(Rat)もくすぐられると笑うそうです。
しかも、人間とネズミの「くすぐり」に対する、脳の動きなどは、驚くほど似ているそうです。
アリストテレスから今に至るまで、「くすぐり」は、謎だそうです。

以下、ジャパンタイムズ Japan Times 2016.11.16の記事より

ベルリンの Bernstein Center for Computational Neuroscience のミハエル・ブレヒト(Michael Brecht)とシンペイ・イシヤマは、「くすぐり」は、多くの問題を提起する、と報告しています。 
この、「くすぐり」がどのように進化してきたか?
なぜ、体の特定部分だけ、くすぐったがるのか?
自分自身をくすぐっても、なぜ可笑しくないのか?
(確かに、不思議なことですね。)

ネズミは、くすぐられると超音波を発するそうですが、人間の耳には聞こえない領域です。
研究者が若いネズミ(Rat)をくすぐりに慣らすと、くすぐって欲しがるそうです。
(新聞の写真を見ると、人間が素手でネズミの脇の下あたりをくすぐっています。噛みつきもしないで、むしろ嬉しそうな顔をしています。)
脳に電極を埋めて、くすぐられた時の反応を調べた所、警戒的な反応は、見られなかったそうです。
(くすぐりを、いやなものとは思っていない、ということになります。)
(これは、子供、特に小さい子をくすぐった時の反応にも似ています。)
また、ネズミの気分の悪いときは、くすぐることは出来ないそうです。これも、人間に似ています。
くすぐったい部分、例えば足の裏は感じて、手の平は感じないのは、ネズミも同じだそうです。
この類似性は、くすぐりの進化は、ネズミや人間の祖先の社会的なつながりを形成するものとして、相当昔に
始まった事を示唆しています。

ブレヒト(Brecht)博士は、「くすぐり」は、ふざけながら遊んだり、相互に反応しあって、動物あるいは人間の脳を、(面白い、楽しいと)だます行為である、と推察しています。
以上


たしかに、くすぐるというのは、見ず知らずの他人には、成り立ちませんね。ある程度以上に親しくないと成立しません。
今まで、「くすぐり」に対しては、特に考えたことは、なかったのですが、意外と面白い現象なのですね。
そのうち、ヒナミちゃん(ウサギです)をくすぐって見ようかと思います。
怒るかな?

朝霞の漢方  昭和薬局
薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
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ナシの大好きなヒナミちゃん

ナシの大好きなヒナミちゃん

                                   2015.9
ヒナミちゃんは、体重1㎏のミニウサギです。今は、娘の家で、暮らしています。
ヒナミちゃんは、保守的で、新しい食べ物等には、すぐに飛びつきません。
我が家にいた時にも、何か新しいもの、ウサギですから、野菜とか果物を、「ハイ、ヒナミちゃん」と目の前に差し出しても、めったに食べませんでした。

以前、我が家にいたヒナちゃん(ヒナミちゃんの名前は、ヒナちゃんに由来しています。)は、ハイと差し出すと、何でも食べました。食べ物でも、薬でも。食べ物に関しては、差し出してくるのは、美味しいものであろうと信じていたのでしょう。また、薬に関しては、うちでは漢方薬しかあげませんから、なぜか大好きでいた。それこそ、盗んで行ったこともあるくらい好きでした。
それに反して、ヒナミちゃんは、変わった食べ物は、いやがるし、薬も特定のもの(リキという漢方の胃腸薬ですが、元気が出ます)しか、食べません(飲むという表現はふさわしくないので。ウサギには、薬を食べる・かじるという表現が向いています。ヒナちゃんは、漢方薬の錠剤を、かじっていました。)。

少し前から、梨が出回っています。娘は、ある時、ヒナミちゃんの口にナシのひとかけらを押しつけました。すると、やはり、今まで通り、嫌そうな顔をして、食べたそうです。ところが、味わったら、美味しかったのでしょう。食べ終わったら、もっとくれと近寄ってきたそうです。
それから、ヒナミちゃんの態度が変わりました。娘たちが、ナシを食べていると、欲しそうな顔をします。ナシを食べている音と、それ以外の物を食べている音が解るようです。
ナシをむいている音も解るようで、ナシがもらえることを期待している態度をとります。具体的には、ナシをむいている娘のほうに、顔をむけて、欲しそうな顔をします。
いくらナシが好きでも、無限に与えるわけにもいきませんので、少ししか与えません。
娘たちが、ナシを食べていて、意地悪をして、ナシをあげないことがあります。すると、ヒナミちゃんが、怒こって、ばたばたしたり、何かをかじったりします。そして、何故か、主食である、草をやたらに乱暴に食べたりするそうです。

まあ人間でいうと、八つ当たり、やけ食いですね。
これが、面白くて、わざとナシをあげないこともあるようです。

ということで、ヒナミちゃんも、大分人間らしくなって、面白くなりました。


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猫カフェではなく、爬虫類カフェ

猫カフェではなく、爬虫類カフェ

先日、横浜の関内に用事があって行きました。
横浜というと、伊勢佐木町の商店街ですが、そこよりも、面白いのがその脇道です。
ちょっと、怖そうな場所もありますが。

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町をぶらぶら歩いていたら、パッとしないビルの入り口に「爬虫類」と書いてある、看板が目に入りました。
よく見ると、「亜熱帯爬虫類茶館  爬虫類カフェ」とかいてありました。
猫カフェは、よく見かけますが、爬虫類カフェは、多分ここだけでしょう。
そういえば、新聞の記事で、見たような気がしました。入り口には、記事の切り抜きが張ってありました。
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ちょうど時間をつぶさなければならなかったので、階段を上がって爬虫類カフェに入りました。
そうしたら、私が入って満席という状態になりました。
ヘビとか、もう少し怖そうなのが、いるのかと思いましたが、まあそれほどでもありませんでした。
しかし、人によっては、小さなトカゲでも、怖いのかもしれませんが。

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漢方をやっていると、何でもかんでも、これは何の効能があるのだろうか、と考える癖がついているので、その観点から、爬虫類カフェの動物たちをみると、どれも薬にはならない物ばかりでした。

さて、爬虫類にさわれるカフェとうたっているように、爬虫類にさわれるコーナーもありました。
リクガメとトカゲ類が、放されていました。
私もさわってみました。亀も、トカゲも全く反応がありません。ここが、犬や猫、ウサギなどと違うところですね。冷血動物は、温血動物に比べて感情が感じられません。
とは言うものの、見ているだけでも面白いので、良い時間つぶしになりました。
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お客さんはと言うと、若い男女、若い女性同士の組み合わせばかりで、中年のおじさんは私一人でした。

さて、この爬虫類カフェから、遠からぬところ、伊勢佐木町の商店街の青江三奈の歌碑のそばに、「蛇屋(黒田救命堂)」さんがあります。
以前に撮った写真をアップしておきます。
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中央区月島を散歩する亀

中央区月島を散歩する亀
                           2013.5
先日、用事があり、中央区月島に行きました。
私の高校は、晴海にあり、月島と隣接していたので、月島は懐かしい場所です。
月島の商店街は、昔は下町風でしたが、今はもんじゃ屋さんばかりが並んでいます。
しかし、脇道には、昔風の町並みが残っています。
ああ、懐かしいなと、見ていたら、人だかりがありました。よく見ると、大きな亀が歩いています。
亀を散歩させていたのです。それを、観光客、特に子供たちが見て触っていました。
そういえば、何かテレビで見たような気がします。
写真を見れば、大きさがわかるでしょう。
珍しいので、写真にとりました。


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甲羅や体も、キレイで、飼い主がよく可愛がっているのでしょう。
亀は、歩きの遅い動物とされていますが、この亀は、意外に早く、子供たちが、~~より早いと、喜んでいました。
飼い主に、咬んだりしませんか?と聞いたところ、
自分から咬むことはないよ、との答えでした。
月島は、銀座とは徒歩圏です。
こんなに銀座に近い場所で、亀の散歩に出会うとは、面白いことです。

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犬の伊勢参り

犬の伊勢参り
                                                       2013.5
今年の初めに、伊勢神宮に行ってきました。
その時、面白いと、後々まで、印象に残ったものがあります。
それは、犬の伊勢参りです。

先日、  新聞に犬の金毘羅参りという記事が掲載されていたので、思い出しました。

門前町に、昔の町を再現した 「おかげ横丁」という一角がありますが、そこに昔の芝居小屋を模した、「おかげ座」というのがありました。

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伊勢参りについてのことを紹介する展示館でした。
そこに、人に伴われた犬の像がありました。
犬の伊勢参りだそうです。
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ガイドの話では、こうでした。
江戸時代、伊勢参りが大変流行しました。
伊勢参りはしたいが、病気であるとか、時間的に難しい場合には、飼い犬に、代わりにお参りをさせたとのことです。

伊勢におまいりに行く人に、犬を預けて、お参りをさせ、神宮のお札をもらってこさせる、というのです。
犬の首には、路銀、お札代などを、首にかけて持たせました。
伊勢神宮に着いたら、その人と一緒におまいりし、お札を買ってもらって、首にぶら下げ、家に帰って主人にお札を渡す、とのことです。
あるいは、伊勢でなくて、まるでヒッチハイクのように、伊勢方面に行く人に、次から次へ犬を託して、伊勢参りをさせる。
帰りも、同様に、人から人へ託して、主人の待つ家に送り届けてもらっ他とのことです。

これは、実は、大変なことではないかと思います。
まず、相当賢い犬でないと、伊勢参りには、行かせられないでしょう。
犬の伊勢参りが実現するには、そういうことが、広く世の中に認知されていなくては、出来ません。
また、犬の路銀が盗まれたり、その犬が誰かに捕まって食べられたりしないことが必須となります。
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余談ですが、江戸時代には、犬が食べらることもあったようです。
江戸時代には、食品であって薬効のあるものを、和歌形式にしたものを集めた「食物和歌本草」というのがあります。
それには、食品でもある犬についても、和歌形式で薬効を教えています。
犬は温(うん) 五臓安んじ 気力まし 血筋補い 腸胃厚くす ・・・ 食物和歌本草
犬はよく 下焦温め 精を増し 膝腰冷ゆる 人に良き也  ・・・ 食物和歌本草

犬の伊勢参りというのは、一見面白いことですが、
江戸時代の庶民の、道徳性が高いことが、はっきりと判ります。

我が家の、ヒナちゃんも、一人でどこかにお参りにでも行ってくれるとよいのですが。
さいたま朝霞の漢方 昭和薬局
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猫の下痢  どうしますか?

猫の下痢  どうしますか?

猫の下痢にはイサゴール50億

先日、こんなことを、お客さんから 教えられました。
「猫が下痢の時に、イサゴール50億を与えると、止まるよ。」

イサゴール50億を買ったお客さんが、意外なことを言いました。
「うちでは、猫が下痢したときに、イサゴール50億をあげているんだ。」

犬と猫を飼っている方です。

犬の下痢には、ビオフェルミンが効くそうですが、猫の下痢には、効かないそうです。
いろいろ試してみたが効果のあるのものは無かったそうです。
思いついて、イサゴール50億(本人は便秘に利用しています)を与えたところ、下痢が止まったそうです。
それ以来、猫が下痢したときは、イサゴール50億を使っているとのことです。

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昭和薬局では、イサゴール50億を、人間の便秘、下痢、軟便などにお奨めしていますが、
猫に使うことは、思いも寄りませんでした。

イサゴール50億は主に便秘薬などと併せて便秘の方にお勧めしていることもありますが、下痢、たとえば過敏性大腸症候群による下痢に漢方薬と一緒にお勧めすることもあります。

これが、薬ですと、
便秘と下痢では、普通の薬では、全く別な薬を使わなければなりません。
たとえば、便秘の方が下剤を飲めば、便が出ますが、下痢や軟便の方が下剤を飲めば、下痢がひどくなります。
下痢の方が下痢止めの薬を飲めば、下痢が止まりますが、便秘の方に飲ませれば、便秘がひどくなります。

イサゴール50億は、便秘薬でもありませんし、下痢止めでもありません。

イサゴール50億の面白いところは、便秘、下痢のどちらにも良いことです。

一見矛盾しているようですが、イサゴール50億は、腸の状態を正常にするというのを助けるという解釈をすれば、わかり易いでしょう。

さて、肝心の与え方を聞くのを忘れました。
イサゴール50億は粉ですので、好きな餌に混ぜたのではないかと思います。
イサゴール50億自身には、あまり味がありませんので、混ぜても嫌がらないと思います。

便秘、下痢、軟便、過敏性大腸症候群などの腸の健康の相談は、

朝霞の漢方  漢方薬局   昭和薬局    薬剤師 鈴木 覚
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ネズミ(ハムスター)の命を救った「桜精」

ネズミ(ハムスター)の命を救った「桜精」

3月の初め頃、以前、うちでアルバイトしていた子が、「相談があるんですが、ネズミが・・・」
と、言いかかりました。
「うちには、ネズミ捕りは無いんだけど。」と答えました。
私は、ネズミが出てきて困る、ネズミ捕りが欲しいと言おうとしたのだろうと、先回りしたわけです。

ところが、

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ネズミが死にそうだというのです。
ネズミというのは、ハムスターのことでした。
動かなくなって、グターとし、体も冷たくなったそうです。
わが家でもウサギを飼っていますが、小動物はちょっとしたことで、死んだりします。
彼女は、今までも、ハムスターを飼っていて、これは死ぬ寸前の様子なのだそうです。
ハムスターの寿命は、大体2年くらいだそうですが、このハムスターは、まだ1年位とのことです。

だめもとで、「桜精(オウセイ)」を使ってみたいとのことです。
それでは、「桜精」のドリンクを使ってみたら、と「桜精ドリンク」と一緒に、子供に使うシロップ剤用の容器とスポイトを渡しました。
どうせ、ネズミだから、ほんの少ししかいらないだろうから、すこし、容器にいれて、残りは疲れた時に自分で飲んだら、と言っておきました。

3月の19日に、自分が疲れたと、「桜精」を買いにきました。
ハムスターはというと、今は元気で全く普通だそうです。
スポイトで与えたら喜んで飲んで、飲むだけ与えたとのことです。
それだけで、その後は、全く何事もなかったかのようだそうです。
仕事が忙しくて、疲れていたので、残りのおうせいドリンクを飲んだら大分、体力が回復したとのことです。

うーーん!? ネズミの命を救ったおうせいドリンク!

おうせいというのは、馬の心臓が成分の健康食品です。
錠剤、カプセル、液(ドリンク)があります。
疲れ(肉体的な、精神的な)に、お勧めすると、喜ばれる食品です。



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トラちゃんのこと その3

トラちゃんのこと  その3

そうこうしている内に、子猫たちも少し大きくなり、貰い手を.探すことにしました。
母ネコから、引き離すのは、可愛そうですが、寒い戸外で生活し、野良ネコで一生過ごすより、飼われた方が、幸せでしょうから。
飼い主が見つかるといいなと思いながら、家の店頭と、クリーニング屋さんの店頭に、「可愛い子猫 差し上げます」の張り紙を、出しました。すると、意外なことに、すぐ飼いたいと言う人が、現れました。その時、うまい具合に、食事に出かけたのかモモちゃんがいませんでした。そこで、子猫を見せて、見せたといっても、店の裏のドアを開ければ、子猫たちが寄ってきます。黒が欲しいというので、そのまま黒い子猫は、もらわれて行きました。
次に、同じように白い子猫がもらわれて行きました。

モモちゃんの様子を見ると、子猫を探したような探さなかったような、どちらとも取れない感じでした。最後に残った、子猫は何かとても、さびしそうで、元気もなくなりました。兄弟が一緒にいるときは、飛び跳ねて遊んでいたのに、静かになってしまいました。
それでも、ドアを開けると、近寄ってきて、中に入って遊んだりはしました。

一人になった子猫を「トラちゃん」と呼ぶことにしました。トラちゃんは、その後、少し元気を回復して、お母さん相手に遊んでいるのを、よく見かけました。
しかし、相変わらずトラちゃんは、体が弱く、目ヤ二で目が塞がったり、ハナミズぽい時もありました。そんな時は、目薬をさしたり、子供用の風邪シロップをスポイトで飲ませたりしました。すると、すぐ目が明いたりしました。

また、ソウコウして、日が過ぎていきましたが、ある土曜日、トラちゃんが少し風邪っぽいなと思いました。6月としては、比較的寒い日だったので、トラちゃんがかわいそうだなと思いましたが、その日は、夜に店を閉めて、気がかりながら、家に帰りました。日曜日は、店が休みなので、次の月曜日 店に来ました。いつもなら、ドアに近づくと、トラちゃんがそこら辺から出てくるのですが、今日は、出てきません。
トラちゃんは、どうしているのかなと、見渡しましたが、いません。
モモちゃんが、何か小さなダンボールの箱に座っています。

どうしたんだろうと、思いながら、店をあけました。
それから、隣のクリーニング屋さんから、トラちゃんの昨日の様子を聞きました。
昨日の日曜日、トラちゃんが口から泡を吹いているような状態だったので、獣医さんに診てもらったそうです。
その後、小さなダンボール箱にトラちゃんを入れたこと。などなどを、聞きました。
すると、モモちゃんが座っていたダンボール箱には、昨日トラちゃんがいたことになるな。どこにいったのだろうと、アイコチ探してみたら、家のエアコンの下に、倒れていました。
トラちゃんが、自力でそこに行ったのか、モモちゃんが、くわえてそこに置いたかは、分かりません。モモちゃんが、小さなダンボールの箱に座っていたのは、後から思うと、放心状態だったようです。

こんな風に、トラちゃんの命は、消えてゆきました。
本当に、残念なことでした。

追記:この文を書いた後に、黒い子猫の消息が、わかりました。
8月の末に、ご夫婦で店に見えた方がいました。黒い、子猫をもらった人だというのでした。
あの、子猫は、こんなに大きくなっていますよと、手で示してみせました。元気で、とても良いネコになっているとのことでした。このことを聞いて、子猫のうち 少なくても1匹は、元気で幸せに暮らしていると、少しほっとしました。

子猫のトラちゃんのこと  その2

トラちゃんのこと  その2

子猫が歩くようになったら、モモチャンは大変だろうと、皆で思っていました。店の裏は駐車場で、車も人も出入りしています。
歩きだしたら、車にひかれたり、迷子になったりしないかと、余計な心配もしていました。

(念のために書きますが、うちではモモチャンを含め、野良猫にはエサをあげてはいません。
猫好きの人達が、夜エサをあげていたようです。
うちは、あくまで、傍観者でした。)

そのうちに、子猫たちが少しずつ歩きだしました。
野良猫の子だから、警戒して人間に近寄らないかなと思っていました。
ところが、呼んで見ると、3匹とも、近寄って来ました。
始めのうちは、母ネコのモモちゃんがいないスキに、子猫たちを、なでたり、さわったりしていました。
なでたり、触ったりしてもいやがりませんし、むしろ喜んで入るようすです。
そのうち、モモちゃんが見ている所で、子猫にさわっても、
母猫のモモチャンは、ぜんぜん怒りませんでした。
そうなると、かわいいものです。

子猫たちは、よく寝ていました。
しかし、起きている時にドアを開けると、ドアの音に反応して、近づいてきました。


しばらくたってから、そろそろ何か食べられるのではないかと、エサをあげてみた所、食べました。
また、ドアを開けると、近づいてくるだけではなく、ドアの内側にも入って来ました。というより、非常に入りたがっている感じでした。

こうなると、まるでうちの子といったかんじでした。
しかし、モモチャンは、知らん顔していました。
モモチャンはあいかわらず、人間とは一定以上の距離をおいていました。
しかし、モモチャンは随分優しい顔付きになってきました。

朝、私が後ろのドアを開けて店に入ろうとすると、子猫たちは、目が覚めていれば、一緒に中に入ろうとしました。
子猫と少し遊んでから、店に入り、子猫がドアに挟まれないようにして、ドアを閉めました。

ある日、妻が帰ると言ってから、後ろのドアをあけて、なぜかしばらくそのまま帰らないでいました。
どうしたのかと聞くと、子猫が寄ってくるので、帰れなくなった、というのです。

また、帰ろうとすると子猫がついてきて、心配だとか言う日もありました。
また、子猫のうちのトラネコは、目ヤニで目が細くなったり、ふさがったりしていることもありました。そういう時は、捉まえて、目薬を差しました。しかし、それでいやがって、近寄らなくなることは、ありませんでした。
トラちゃんが、3匹のうちで、1番身体が弱いようでした。

そのうち、うちの娘も、子猫のことを聞いて、時々来るようになりました。
娘は、子猫たちと遊んだり、エサを上げたりしていました。ある時、モモちゃん相手に、手にえさをのせて辛抱強く待っていました。そうしたら、モモちゃんが、娘の手から、エサを食べました。
実は、モモちゃんは、警戒心が強くて、今までエサをくれている人たちからも、距離をおいていて、人の手からエサを食べたことは無かったそうです。
娘は、こういうときだけは、辛抱強いようです。

子猫のトラちゃんのこと その1

トラちゃんのこと  その1

6月のある日、
寒い日でしたが、子猫のトラちゃんが死にました。
 
トラちゃんは、うちの店の近所で、野良猫のお母さん(モモチャン)から、四月の末か、五月の始めに生まれました。

その時は、モモチャンが赤ちゃんを産んだよ、と人から聞きました。
あらあら、それは大変、野良猫の子は育たないからな
と、桃ちゃんには、軽く同情しただけでした。

始めは、私達とは、関係はなかったのです。
ところが、うまれて10日かそれくらいしてから、急に事態が変わって来ました。

店の、後ろに、子猫を4匹つれて引っ越ししてきたのです。
こうなると、無関心ではいられません。
裏のドアから出入りするたびに、親子の姿が見えてしまいます。

始めは、そとから、丸見えでした。
これはまずい。何とかしなきゃと思いました。
モモチャンは警戒心が強いので、ご飯を食べに行ったりして留守の間に、すこしずつ、すこしずつものをおいて、外から見えないようにしました。
まあ、居心地を良くしてあげたわけです。

後ろのドアから出入りする時に、ちらりと見ると、モモチャンと目があったりしていました。
始めのうちは、怒っている顔をしていましたが、何も危害が加えられないのがわかったのか、そのうち、目があっても、気にしなくなりました。
私だけではなく、店のアルバイトの人たち(皆、動物好き)に対しても、モモチャンはそんな感じでした。

子猫は 始めは、4匹いました。白が1匹、黒が1匹、トラ猫が2匹でした。
モモチャンから、母乳を飲んでいるのが見えました。
モモチャンがいないときは、4匹が重なりあっているのが見えました。
しかし、いつの間にか3匹になってしまいました。いなくなったのは、トラ猫でした。
まだ、歩きださない時だったので、外に行って行方不明になったり、カラスに食べられたりしたわけでは無いようです。
死んでしまって、母猫がどこかにおいて来たのでしょう。

子猫が3匹になっても、何事もなかったように、モモチャンは、子育てをしていました
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