カテゴリ:便秘、下痢、腸の健康( 20 )

電車で降りるごとに、トイレを探していた

電車で降りるごとに、トイレを探していた

先日、お客さん(女性)から、
「以前は、電車で、降りるごとに、トイレを探していたようだけれど・・・(下痢、軟便で)」
といわれました。

これは、「ご主人は、最近いかがですか?」と聞いた時の答えでした。

腸のトラブルというと、便秘が一番多いことになっていますが、意外と多いし、困るのは、下痢のほうです。
新聞雑誌などでも、時々話題になりますが、過敏性大腸症候群で下痢に悩んでいる方は、大変多いようです。

昭和薬局では、従来から、便秘の相談が多いのですが、その多くは女性です。ただし、年配者になると男性が増えてくる傾向がありますが。

その、相談時に、家族に下痢や軟便で悩んでいる方はいませんか、と質問すると、かなりの確立で、ご主人など男性が悩んでいる場合があります。

その時に、便秘に使う栄養補助食品(腸の状態の改善を助ける)と、漢方薬(人によって違います)を組み合わせると、慢性の下痢、軟便が改善することが多いのです。
実は、便秘よりも、過敏性大腸症候群、下痢、軟便のほうが、早く効果が出ます。
この方のご主人も、相当以前から、悩んでいたそうですが、すぐに、改善しました。
そうこうして、もう数年になりますが、先日の来店時に、聞いたところ、上記のような答えが返ってきました、
最近はもう下痢で悩むことは、なくなったそうです。


さいたま 朝霞の漢方  昭和薬局
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332
休業日 日曜日、木曜日、祭日
最近、相談の方が増えてきました。
すぐに、お話をうかがえない場合が多くなりました。
先ずは、ご予約ください。 048-473-7830

耳管開放症

耳管開放症
                                         2014.4
先日、いつも来店されている方から、ご主人が、「耳管開放症」で、困っているので、明日、本人が相談に来たい、と言われました。この方を仮にAさんとします。

「耳管開放症」?

恥ずかしながら、実は、この「耳管開放症」については、よく知りませんでした。
早速調べてみました。

耳管開放症は、耳の奥と鼻の奥とつながっている管(耳管)が開きっぱなしになるために起こる病気だとの事です。 耳管は、本来は、塞がっていています。必要に応じて、耳管が一時的に開き(開放)ます。
耳管開放症の症状としては、耳がふさがった感じがしたり、自分の声が耳に大きく響いたりし、時にはめまいや軽い難聴が起こります。不快な状態が続くと、精神的にイライラしてきます。

耳管開放症の決定的な治療法は無く、加味帰脾湯という漢方薬がある程度効果があるとされています。しかし、その他の治療法が数多く提示されている事から、あまり良くなることは多くないようです。
また、患者さんたちのサイトでは、耳管開放症の治療に、効果があるのは、何も無いとしているのも、多くありました。

耳管開放症の原因については、様々なことが書かれていますが、要するに分からない、原因不明というのが現状です。

こういう場合は、先入観念を捨てて、患者さんの現在過去の状況を把握することが、耳管開放症nのみならず多くの病気の治療・改善につながります。


ご本人に、どんな不都合があるのかを聞いてみました。
すると、声が頭に響いて、絶えられない。また、人の声が聞こえないので、仕事にも差し支えるとの事でした。
それでは、何とかしなければ、と思いました。

患者さんの状況は、こんな状態でした。

大病をして、数ヶ月前に、入院し手術を受けた。その後、肝臓も悪くなり、つい少し前に、肝臓も手術を受けた。
舌苔は、薄く白い。舌の裏には、瘀血が見られる。
もともと、肝炎があった。体が冷えるとの事。

軽くなるのは、横になったり、頭を下げたりした時など。
これは、ネットでの情報と一致します。


「耳管開放症」

ここで、私は、考えました。
患者さんは、病院で治療を受けている。
しかし、思わしくないから、当店に相談に来ている。

いつも、「耳管開放症」の症状が悪いわけではなく、良い時もある。
すると、そのときは、耳管は閉じていると推定できる。

(病気で不快な症状が強い時と、和らぐ、もしくは消失している時とがある場合には、必ず改善、もしくは治癒する可能性があります。
良い状態の時と、悪い状態の時とを、注意深く観察すれば、そこに答えがあります。

例えば、腰痛、膝の痛み、肩こり。多くの場合、温泉や風呂に入ると、痛みが和らぎます。
これは、体が温まり、血行が良い場合には、痛みが和らいでいる事を示します。
体を温め、血行を良くする漢方薬を選べば良い、という答えが出てきます。
実際、その通り、温めて、血流を改善する漢方薬で、多くは改善します。

例えば、]生理痛。
お腹に湯たんぽをあてると生理痛が和らぐことが多い。
これは、お腹を温める漢方薬で、よくなります。)


「耳管開放症」の不快な症状が、軽くなるのは、 横になったり、頭を下げている時。
これは、重力に関係が有りそうで、この場合は、体内の水が、一番重力の影響を受けているでしょう。

以上のように考え、水毒を改善する漢方薬を、選薬しました。また、体力をつけ、血流を良くするもの、肝臓の働きを良くする物を、もともと家族が買っていたので、それも併せて服用するようにしてもらいました。

さて、その1週間後に、またAさんの家族が来店しました。
そこで、様子を聞来ました。
すると、2,3日で、耳管開放症のいやな症状が収まったそうです。

もう少し時間がかかるかな、と思っていましたが、意外と早く収まりました。
その後、家族が来店するごとに、Aさんの様子を聞いていますが、耳管開放症の症状は出ていません。

水毒を改善する漢方薬が、Aさんの耳管開放症に効果がありました。
耳の病気は、水毒が絡んでいることが、多いのですが、やはり耳管開放症も水毒の症状の一つであるということでしょう。


(具体的な、漢方薬名などを書かなかったのは、いくつか理由があります。
Aさん以外の、耳管開放症の患者さんが、同じものを服用しても、多分、何人かに一人位しか効果が無いでしょう。
耳管開放症という、病名で捉えるのではなく、一人一人の症状に合った漢方薬でなければ、効果はありません。
病名で漢方薬を選ぶのは、間違いのもとです。)

朝霞の漢方  昭和薬局
薬剤師  鈴木 覚
さいたま県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

便秘、下痢、軟便の悩み  その4  便秘には牛乳というのは誤り

便秘、下痢、軟便の悩み  その4  便秘には牛乳というのは誤り
                              2013.11

便秘には牛乳 というのは誤り

便秘の相談を受けていますと、しばしばこんなことを言われます。
「牛乳を飲んでも、うんともすんとも言わない。出ない。
牛乳を飲めば、下痢するはずなのに。」

牛乳を飲めば、下痢するというのは、半分は本当で、半分は伝説です。

牛乳で下痢をする(乳糖不耐症)というのは、こういうことです。

牛乳に限らず、人間の母乳にも乳糖が入っています。
赤ちゃんは、母乳中の乳糖(ラクトース)を分解する酵素であるラクターゼを持っています。赤ちゃんの小腸には、ラクターゼ(乳糖分解酵素)があり、乳糖を分解してグルコースとガラクトースに分解します。そして、小腸で吸収されます。

このラクターゼ(乳糖分解酵素)は、本来、大人には必要ないので、成長すると、体から消えてしまいます。ただし、乳製品を常食している、ヨーロッパ人等は、ラクターゼ(乳糖分解酵素)が、成人になってもなくなりません。
ラクターゼ(乳糖分解酵素)が、小腸に無い状態で、乳糖を含む牛乳を飲むと、乳糖を分解できません。
小腸中に乳糖があると、水を抱え込み、便中に水分が多い状態となり、下痢便となります。(個人差があります。)

戦後、まだ日本の国に食糧事情が悪かったときに、栄養価の高いものとして牛乳が推奨されました。その時期は、牛乳で下痢をする人がかなりいました。
(昔の日本人は、乳製品を摂りませんでしたから。経済的、歴史的な理由で。)

それで、牛乳を飲むと下痢をする。
→便秘をしたら、牛乳を飲めば良い。
という、図式が出来あがり、一部の人たちの頭に、
牛乳=下痢する、と言うことがすり込まれました。

ところが、その後は、多くの人が乳製品を摂るようになりました。
乳製品というと、牛乳、ヨーグルト、チーズなどだけではありません。多くのお菓子、調味料にも、牛乳が含まれています。
そういうことで、乳糖を分解するために、ラクターゼ(乳糖分解酵素)が、多くの日本人の体に残るようになった、と推定されます。
当然、牛乳を飲んでも、便が緩くなったり、下痢には、なりません。

便秘の相談に見える方の多くは、このラクターゼ(乳糖分解酵素)が、成人後も体に残っているタイプです。
ですから、牛乳を飲んでも、便が軟らかくなることはありません。
逆に、便秘がひどくなる人もいるようです。

牛乳を飲むと、下痢をするというのは、多くの便秘の人にとっては、間違いです。

相談は、下記まで。

さいたま朝霞で38年  朝霞の漢方  昭和薬局   
         薬剤師 鈴木 覚     日祭日休業
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332
サイタマカンポウ ドット  コム     埼玉漢方ドットコム/ http://www.saitamakanpo.com/

さいたま 朝霞の漢方  昭和薬局のお客様は
◎ 以下のような地域から、多くご来局頂いています。お気軽にご相談においで下さい。
埼玉県朝霞市内全域。志木市 内全域、新座市、和光市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川越市、川口市、所沢市、さいたま市(旧  大宮、浦和、岩槻、与野)、東京都練馬区、板橋区、 北区、豊島区、清瀬市

◎ ご相談をよくいただく病気その他美容 :アトピー性皮膚炎、敏感肌、ニキビ、大人のニキビ、シミ、美白、ダイエット腸の健康:便秘、下痢、腸内環境、過敏性大腸炎痛み全般:関節痛、ヒザの痛 み、腰の痛み、肩こり、頭痛、偏頭痛女性不妊、男性不妊、2人目不妊 、子宝の食養生、更年期障害、子宮筋腫、冷え性、生理痛、生理不順、登校拒否、不登校、不安感

◎「日本体質改善研究会」会員


便秘、下痢、軟便の悩み  その3 便秘と肝機能

便秘、下痢、軟便の悩み  その3 便秘と肝機能 
                                       2013.10
 

多くの女性が、便秘に悩んでいます。
昭和薬局の相談のうち、便秘そのものの相談であったり、便秘を伴った症状であることが、多々あります。
この便秘が、肝機能を悪化させるということは、意外と知られていません。

肝機能を守るために 便秘は注意!

肝臓は「人体の化学工場」と呼ばれています。
栄養素の貯蔵や加工、脂肪の消化吸収に必要な胆汁の生成、老廃物や有害物質の解毒など、身体の中で非常に重要な働きをしています。

また、肝臓は、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
肝臓は、少しくらいの障害を受けても修復機能があり、ある程度まで再生する力があります。
それゆえ、自覚症状が現れにくく、知らない間に肝臓の病が進行してしまう、このこともよく知られていると思います。
肝臓病というと、日本では約8割がウイルスに感染して起こる“ウイルス性肝炎”であると言われており、その対策としては、主にウイルスを消滅させる方法がとられます。
ところが、最近になって、肝臓に脂肪が過剰に蓄積する「脂肪肝」の人が増えてきており、肝機能と生活習慣には深い関わりがあることが知られるようになってきました。
そして、肝機能を改善する上では、お酒を控えたり、食べすぎに注意したり、運動をしたりといったような、生活習慣に気を配らなくてはならないという考えが広まってきています。

一方、このような日常生活における注意点の他に、肝機能を回復していくために大切なこととして、便秘との関係はあまり知られていないようです。
便秘を起こすと、本来身体の外へ排泄されるべき有害物質が、腸から再び吸収されて肝臓に運ばれ、機能が低下している肝臓に負担をかけてしまうのです。
また、肝臓病を患うとともに便秘が長く続いた場合には、有害物質が血管を通って脳へと達し、肝性脳症を引き起こす恐れがあるとも言われています。
便秘といえば、痔や肌荒れ、不眠などの症状を招く原因になるとされていますが、肝機能にも影響を及ぼしてしまうというわけです。
つまり、肝機能に障害が起き、さらに便秘があるときには、その対策をとることが、肝機能を回復させるため、また悪化を防ぐためには、大切なポイントです。食物繊維を積極的に摂る、といった便秘解消の養生法も必要になってきます。
食物繊維をとるということは、単に便秘の改善だけではなく、肝機能の改善にもつながります。

また、重要なことをあらわすのに「肝腎」という言葉が使われています。
「ここがカンジン」「カンジンかなめ」「カンジンなこと」などなど。
このことは、肝臓と腎臓が互いに関係しあっていることを示しています。

肝臓病の治療に当たっては、肝機能と腎機能の双方から対策をとることは、必要ですが、肝臓と便秘の関係に対しても、注意を払うべきでしょう。

さいたま  朝霞の漢方  昭和薬局  薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

便秘、下痢、軟便の悩み その2 腸は、最も老化の早い臓器

便秘、下痢、軟便の悩み その2 腸は、最も老化の早い臓器
                              2013.10

人は、どの臓器から老化するのか

「人は、血管から老化する。」という、有名な言葉があります。

血管の老化は、血管の中身、つまり血液の老化から始まります。血液は、内容が良く、さらさらと流れが良かったら、血管は老化しません。血液の内容が悪ければ、血管壁に障害が起こり老化が始まります。

それでは、どの臓器から老化が始まるのでしょうか?
五臓六腑というように、われわれの体には、多くの臓器がありますが、全ての臓器が同じように老化するのではありません。早く老化する臓器もあれば、ゆっくりと老化する臓器もあります。

心臓は、休の各臓器に酸素を供給するため、1分間に5リットルの血液を送り出しています。心臓は、血液の出入りする臓器ですが、心臓そのものは、全体の5%しか血液を使いません。
又、高度な知能を持った人間は、脳の血流量は、多いことは多いのですが、脳の血流量は、一番ではありません。
実は、血液を使う臓器の第1位は消化器で、30%なのです。
そして、第2位は腎臓で20%、、
3位が脳と骨格筋で15%ずつなのです。

食べること、消化すること、排泄・排尿をすることが、私たち人間にとって一番大事です。逆に、それらのことが、生体にとって負担が大きく、難しい什事であることを示しています。
食事のあと、頭がボーツとしたり、眠くなったりしますが、これは、消化器への血流が優先されるので、頭に血が回らなくなるからです。
やはり、私たち人間にとって「食べること」「消化すること」「排泄すること」の方が、頭を使うことより大切なのです。

このように、「消化すること」「排泄すること」の臓器である腸(小腸、大腸)か多くの血液を使います。腸(小腸、大腸)から、内臓の老化が始まります。

若さを保つためには、腸(小腸、大腸)の老化を防ぐことが重要となります。
腸が正常であることは、良い便が出ているかどうかで判断できます。
便は、体の健康度を教えてくれる、便り(たより)です。
便のことで、お悩みの方、ご相談ください。

朝霞の漢方  昭和薬局  薬剤師  鈴木 覚
 
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
℡ 048-473-7830  Fax 048-473-7332

便秘、下痢、軟便の悩み  その1  大便の中身

便秘、下痢、軟便の悩み  その1  大便の中身
                               2013.10

私は、埼玉県朝霞市で、長年 漢方薬局をしていますが、便秘薬の売れない日はありません。
特に、女性には便秘に悩んでいる人が多いようです。
昭和薬局では、不妊症の相談、更年期障害の相談、頭痛・肩こり等の相談の際に、病歴、主訴、体調などを伺います。そのときに、便秘でもある方が、非常に多い状態です。
以前は、女性の方が多かったのですが、最近は、便秘に悩む男性も増えてきています。
それとは逆に、軟便、下痢、過敏性大腸炎などで悩んでいる方も増えました。
腸の病気、腸の悩みが、以前より多くなりました。
主に、漢方薬などで対応しています。

ところが、意外と便についての、基礎的なことを知らないようです。

それでは、質問です。
「大便の中身は、何でしょう?」

こう聞くと、大抵の方は、「食べ物のカスでしょう」、と答えます。

まあ、常識的に考えると、そうでしょうが、正解ではありません。

正常な便の、80%は水です。この水分の割合が多くなると、たとえば90%だと、下痢になります。水分が少ないと、コチコチ便になったり、出なくて、便秘になります。

正常な便の固形分は、約20%です。
①そのうちの約3分の1が、食べカスです。
②約3分の1が、腸壁から剥がれ落ちた粘膜です。
③残りの3分の1が、腸内細菌です。

①食べかすの多くは、人体が消化できない食物繊維です。  
②約3分の1が、剥がれ落ちた腸の粘膜であるとすると、心配になるかも知れませんが、
大丈夫です。普通の現象です。
腸の粘膜は、大変激しい仕事をしていますので、ドンドン生まれ変わっています。つまり、新陳代謝をして、いわばカスが出てきます。
皮膚の細胞のことから、想像してみてください。皮膚から垢が出てきますが、別に不潔だから垢が出るわけではありません。皮膚の細胞は、次から次へ生まれ変わって、古い皮膚がはがれていきます。それが、垢です。
腸も同じように、次から次へ新しい細胞が生まれて、古い細胞が剥がれ落ちます。それが、便の固形成分の一つです。
③残りの3分の1が、腸内細菌です。
大腸の中には、多くの種類の細菌が棲んでいます。そして、その総重量は、1~1.5kgに達します。我々は、腸内細菌と共に生きています。その細菌の一部が、大便と一緒に外に出てきます・。大便1グラム中に、6000億~1兆個の細菌が含まれています。そして、細菌の種類は、1000種類以上いるとされています。細菌の中には、私たちにとって有益な善玉菌と、害をする悪玉菌、そのどちらでもない日和見菌とがあります。

このようなことから見ると、便秘の場合には、どうしたらよいかが答えが出てきます。

①食物繊維を多くとること。材料が無ければ、便が作れません。
②新陳代謝をよくすること。運動をしたり、体温を正常な温度にまであげることが必要です。
③腸内細菌については、食生活の改善をすること。特に、善玉菌を増やすことが、重要です。

当店では、以上のことを踏まえて、腸の健康、便秘、下痢、過敏性腸症候群などの相談に当たっています。

さいたま  朝霞の漢方  昭和薬局  薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

太るのは腸内細菌のせい?

太るのは腸内細菌のせい?
                         2013.9
先日(2013.9.6)の、日経新聞の記事に、「腸内細菌が体型左右?」とありました。

『太った人の腸内細菌を、マウスの腸に移植すると、脂肪がたまりやすくなって、マウスが太り、やせた人の場合、はマウスの体形が維持された、とする研究結果を、米ワシントン大のチームが、6日付の米科学誌サイエンスに発表した。

腸内細菌が体質を左右することを示す成果で、新たな肥満治療の研究に道を開きそうだ。

研究チームは、太った人とやせた人の腸内細菌を、それぞれ、微生物をすべて除去したマウスの腸に移植。太った人の腸内細菌がマウスを太らせ、やせた人の腸内細菌がマウスをやせた状態に保つことを確認した。

さらに、両方のマウスを同じかごで飼育すると、ふんを介して腸内細菌のやりとりが起き、太ったマウスの腸内細菌が、やせ形に変わって体形が戻った。
やせ形の腸内細菌には体質を改善する効果があるとみられる。

ただ、繊維質が少なく、脂肪分か多い餌を与えると、太ったマウスの体質改善は起きなかった。
チームは「肥満防止にはやはり健康的な食事が欠かせない」としている。 』

まとめると、
腸内細菌の種類と、肥満は、関係がある。
しかし、
食事の内容が悪いと、良い腸内細菌がいても、肥満は改善しない。
食物繊維が少なくても、肥満は改善しない。

さて、
多くの病気と、腸内細菌は関係があることが、わかって来ています。

腸内細菌の研究の第一人者である、理化学研究所の弁野先生の講演を聞いたことがあります。
腸内細菌を分析すると、その人が将来どんな病気になるのかが、いずれわかる時が来るそうです。
肥満もそのうちの一つでしょう。

昭和薬局では、長年、ダイエットの相談、便秘・下痢・軟便等腸の不調の相談を多く受けています。

ダイエットに成功して、リバウンドをしないようにするには、食物繊維と良い種類の腸内細菌の組み合わせてある食品(イサゴール50億)を勧めています。
経験的に、良い結果が得られています。
今回の日経の記事は、その経験に、科学的根拠を与えてくれることになりました。


食事の内容を良くする、
腸内細菌の状態を良くする、
食物繊維を多くとること。


以上のことが、肥満対策だけではなく、健康全般に良いということを、再認識させられました。

さいたま  朝霞市、志木市、新座市、和光市で38年
朝霞の漢方 昭和薬局   薬剤師 鈴木 覚
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

流れない位の便が出た

流れない位の便が出た        2013.3

「本当に、言われた通りに、流れない位の便が出ました。
詰まりそうなので、ビニール袋に入れて処理する程でした。
久しぶりの気持ちよさで、感激しました。」
と、このような感じで、喜びの声を聞きました。

70代の男性です。

約1週間前に、便秘の相談に見えました。
特に病気はなく、二日に一度くらいの排便でころころ便、残便感がある状態でした。
お腹がすっきりしない、特に不調と言うわけではないが、もやもやしている。
どうしたらよいか解らない。

と言うことで、相談に見えました。
昭和薬局では、患者さんの最も訴えていることだけではなく、その根っこにあることに注目して、薬などを選んでいます。
(これが、若い女性ですと、多くの場合、体の冷えが絡んでいますので、それも治さねばなりません。)

この方にも、一通り、体全体のことを聞きましたが、病院の薬などは飲んでいなくて、大変健康な方でした。

こういう場合は、今一番の不都合である症状・病名だけを考えて、対応すれば良いのです。
便秘に対してだけ考えて、薬などを選びました。

まず、年齢が高いことで、食生活は、特に問題ありません。
(若い人の便秘は、食生活に問題が、大抵あります。)
しかし、食べる絶対量が、若いときに比べて少なくなっています。
すると、食物繊維の摂取量も減ります。
食物繊維は、便の量を増やします。また、多くの有用な働きがあります。
食事の量と便の量は、当然関係があります。
また、若い時に比べて、お腹の筋肉の力が弱まっています。

そこで、食物繊維と、腸内の善玉菌を増やすものと、お腹が痛くなりにくい便秘薬を出すことにしました。
食事の量が減った場合、食物繊維を足せば良いし、善玉菌を増やしてやれば、便の状態は良くなります。(ただし、食物繊維なら何でも良いと言うわけではありませんが。)
また、善玉菌は、生体にとって大いに有用な働きをします。
お腹の筋肉の力が弱まっている場合には、薬の力を借りれば良いのです。
ただし、単に普通の便秘薬を飲んでも、いい形の便は出ません。
いつも、便秘薬で下痢状の便を出している方がいますが、いいことではありません。

この方には、
「イサゴール50億」と「イサコロン」をお勧めしました。
「イサゴール50億」は、良い食物繊維と善玉菌を補います。
「イサコロン」は、お腹が痛くなることが少ない便秘薬です。
実際、この方も、痛くはなりませんでした。

その結果が、冒頭の言葉になりました。
「流れない位の便が出た!」

そのほかに、お腹が引っ込んで、今はいているズボンがだぶだぶになって、昔のお腹の引っ込んでいたときのズボンがはけるようになったそうです。
体重やウエストがどの位減ったのかを、質問しましたが、本人は、そんことには、興味がなくて、計っておらず、数字的にどの位か、判らないとのことでした。
ともかく、気分もお腹もすっきりしたとのことでした。
また、腕の周りにボツボツがあったのが、消えてしまった、とのことでした。


朝霞で38年
さいたま 朝霞の漢方   昭和薬局   薬剤師  鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

若返って、今年は、ポリープが消えた!

若返って、今年は、ポリープが消えた!
                                      2013.1.23
先日、お客さんが来店した時に、
こんな事を聞かされました。
その女性(50代女性)は、しばらく前から、
毎年検査の度に、胃にポリープが見つかったそうです。
その度に、ポリープを除去していたそうです。
ところが、去年の暮れの検査では、無かったそうで、大変嬉しかったとのことです。

では、去年とその前では、何が違うか、と言うと、
  漢方薬を飲み始めた事です。
パナパールともう一つです。
このパナパールが、ポリープを消したのかと言うと、そういうことではないでしょう。
「ポリープが出来ない体になった」
「作らせない体になった」、という事でしょう。

パナパールは、カタカナ名ですが、漢方薬です。
元気が無い、動くのがつらい、ボーっとする等、多彩な症状があって、もう一つの漢方薬と共に、飲んでもらいました。
少しすると、すっかり元気、多分、30代くらいの体力を取り戻しました。

ポリープの出来る原因は、わかっていませんが、元気な体、正常な体には、出来ません。
パナパールなどで、体が、本の元気な、正常な状態になったので、
  ポリープが出来なくなったのでしょう。

さて、
病気の治し方には、様々な方法があります。
◎直接その病気を治すという方法が、一般的ですが、
◎その人の体そのものをよくすれば、
  自分自身の免疫力で、病気を治したり、予防できるようになります。

どっちが、良いのでしょうかね?
予防の方が、良いに決まっていますよね。

例えば、
よく風邪をひく人がいます。
しかし、風邪をほとんどひかない人もいます。
何が違うかと言うと、体力、抵抗力、免疫力が違います。

風邪をひく度に、病院に行ったり、風邪薬を飲むより、
自分自身の体を、風邪をひかない体にした方が、良いのではありませんか?

志木市、朝霞市、新座市、和光市で38年
さいたま  朝霞の漢方   漢方相談薬局     
  昭和薬局   薬剤師 鈴木 覚
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
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便秘は、肝機能に悪影響

便秘は、肝機能に悪影響

多くの女性が、便秘に悩んでいます。
当店の相談のうち、便秘そのものの相談であったり、便秘を伴った症状であることが、非常に多くあります。
この「便秘が、肝機能を悪化させる」ということは、意外と知られていません。

肝機能を守るために 便秘に注意!
肝臓は「人体の化学工場」と呼ばれています。
栄養素の貯蔵や加工、脂肪の消化吸収に必要な胆汁を作ること、老廃物や有害物質の解毒など、身体の中で非常に重要な働きをしています。

また、肝臓は、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
肝臓は、少しくらいの障害を受けても修復機能があり、ある程度まで再生する力があります。
それゆえ、自覚症状が現れにくく、知らない間に肝臓の病が進行してしまう、このこともよく知られていると思います。肝臓病というと、日本では約8割がウイルスに感染して起こる“ウイルス性肝炎”であると言われてます。その対策としては、主にウイルスを消滅させる方法がとられます。
ところが、最近になって、肝臓に脂肪が過剰に蓄積する「脂肪肝」の人が増えてきており、肝機能と生活習慣には、深い関わりがあることが知られるようになってきました。
そして、肝機能を改善する上では、お酒を控えたり、食べすぎに注意したり、運動をしたりといったような、生活習慣に気を配らなくてはならないという考えが広まってきています。

このような日常生活における注意点の他に、肝機能を回復していくために大切なこととして、便秘との関係はあまり知られていないようです。
便秘を起こすと、本来身体の外へ排泄されるべき有害物質が、腸から再び吸収されて肝臓に運ばれ、機能が低下している肝臓に負担をかけてしまうのです。
また、肝臓病を患うとともに、便秘が長く続いた場合には、有害物質が血管を通って脳へと達し、肝性脳症を引き起こす恐れがあるとも言われています。

便秘といえば、痔や肌荒れ、不眠などの症状を招く原因になるとされていますが、肝機能にも影響を及ぼしてしまうというわけです。つまり、肝機能に障害が起き、さらに便秘があるときには、その対策をとることが、肝機能を回復させるため、また悪化を防ぐためには、大切なポイントです。食物繊維を積極的に摂る、といった便秘解消の養生法も必要になってきます。
食物繊維をとるということは、単に便秘の改善だけではなく、肝機能の改善にもつながります。

また、重要なことをあらわすのに「肝腎」という言葉が使われています。
「ここがカンジン」「カンジンかなめ」「カンジンなこと」などなど。
このことは、肝臓と腎臓が互いに関係しあっていることを示していますし、肝臓と腎臓が大切な臓器であることも、現しています。

肝臓病の治療に当たっては、肝機能と腎機能の双方から対策をとることは、必要ですが、肝臓と便秘の関係に対しても、注意を払うべきでしょう。
肝臓のためにも、便秘を、改善しましょう。

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