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ウサギの膀胱結石・腎不全 

ウサギの膀胱結石・腎不全 

我が家のヒナちゃん(ウサギです)が、膀胱結石になりました。
7月の半ばに、ヒナちゃんのお尻の周りがよごれていました。
また、様子がおかしいので、娘が田端の『斉藤ラビットクリニック』へつれていきました。
娘は、木曜日と日曜日が休日です。連れて行ったのは、確か木曜日(7月22日)だったようですが、病院は込んでいました。それだけ、需要があるんですね。ウサギを飼っている人はけっこういるんですね。
        「鐘一つ 売れぬ日はなし 江戸の春」 さすがは、東京です。
診察を受けたところ、膀胱に石があるとの事で、手術をしなければならないとのことでした。

さて、ヒナちゃんは、『斉藤ラビットクリニック』には、以前行ったことがあります。初めて行った時は、非常に怒ってブーブーいっていました。
しかし今回は、どうやら、そこを覚えていたようで、おとなしくしていたようです。
しかし、鼻炎があるので、今手術をすると、呼吸がとまる可能性があるので、まず、鼻炎を治してからということになりました。
また、うまくすると、石が出るかもしれないとのことでした。
(ウサギの膀胱結石はカルシウム結石です。
ウサギは、食生活に気をつけないと、カルシウム過剰になりやすいようです。
カルシウムを摂りすぎると、石が出来たりします。
ウサギの膀胱結石は、よくある病気のようです。)
そういうことで、当日は、薬(抗生物質とステロイド)をもらって、家に帰ってきました。
(家族に、何か石を小さくしたりするのはないのかといわれました。
人間ですと、石を小さくするといわれている、漢方薬などがありますが、ウサギの膀胱結石と、人間の膀胱結石は、成分が違います。また、大きいので、何か小さくするものがあっても間に合わないでしょう。)

しばらくは、何事も無く過ぎました。
次の木曜日(7月29日)には、病院につれていく予定でしたが、娘は、面倒くさがって連れて行きませんでした。ところが、夕方から、食欲が無く、オシッコも出なくなりました。
ヒナちゃんを連れて行けば良かったのに、と言ってもどうしようもありません。

翌朝(30日)(娘は仕事なので)、妻が、ヒナちゃんを、『ラビットクリニック』に連れて行きました。
レントゲンと血液検査で、膀胱結石だけでなく、腎不全も起こっているとのことでした。
このままだと、今日明日のうちに死亡します。
しかし、ここでは手術ができないので、隣の駅・駒込駅にある『みわエキゾチック動物病院』を紹介されました。
この場合の「エキゾチック動物(エキゾチックアニマル)」とは、犬や猫、家畜(牛、馬、豚)以外の動物を指します。ウサギ、サル、トカゲ、蛇、カメ、小鳥、カエルその他。なんでも。
実際、亀が点滴されているのが見えたそうです。
                     
カメ!カメが点滴!   

カメを手に持っていた所、誤って落としてまったのだそうです。
実に、非日常的な光景ですね。
私が見たわけでなく、話を聞いただけですけれどね。  
(ヒナちゃんも、手術後に点滴されています。)
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動物病院はあちこちにありますが、ほとんどの先生は犬、猫以外は、得意でないので、ウサギなどが病気になると、大変なわけです。
そこで出てきた、ウサギ専門病院、エキゾチックアニマル専門病院というわけです。
いわば、隙間産業、スキマ動物病院ですね。  
サルも待合室にいたそうです。
ですから、『ラビットクリニック』も『エキゾチック動物病院』も、けっこう繁盛しています。先生も、動物ナースも何人かいるようです。

さて、『みわエキゾチック動物病院』に行ったところ、ヒナちゃんは、バッグから出されるのをいやがりました。
異変を察知したのでしょうね。
また、バッグから手を差し出して、「お母さん助けて!」というような仕草をしたそうです。

診察を受けたところ、やはり膀胱に石があり、手術をしなければならないとの診断でした。
手術代は、12万円と少しだが、夜間の手術になるので、2万円プラスで、合計14万円強になるので、どうしますかと聞かれました。
もちろん、ヒナちゃんを助けたいので、お願いしますということで、ヒナちゃんは、入院手術ということになりました。
(娘があらかじめ、妻にお金を渡してありました。ヒナちゃんは娘が飼い主ですから。)
本体価格より一桁上ですね。
新しいウサギを買った方が安いのですが、ヒナちゃんには変えられないということで、手術をお願いしました。

その夜、病院から電話があり、手術は成功しましたとの連絡が入りました。
次の日曜日(8月1日)、妻と娘が、ヒナちゃんをお見舞いに行きました。
動物も、家族が見舞いに行くと快復が早いのだそうです。
行ってみると、ヒナちゃんは、首にエリザベスカラー(ペットを飼ってないと、知らない単語ですね)をはめられ、手の毛がそられてそこに点滴されていました。
始めは、全く元気がなったのですが、娘を見て、娘の手をなめはじめました。
それで、少し、元気になりました。
ヒナちゃんから見れば、どこか知らないところに連れて行かれて、ひどい目にあっていただけでしょうね。痛いし、体は押さえつけられているし。
やっと、助けに来てくれたという感じなのでしょう。

ヒナちゃんの石は、パチンコ玉位の大きさでした。
これが、体重1.6kgの体にあったのですから大変ですね。人間の体重に換算したら、直径数センチの石が膀胱にあることになります。

退院させても、大丈夫そうなので、その日に退院させて、家に連れて帰りました。
お腹の手術後には、絆創膏か貼られていて、それをなめてはがさないように、エリザベスカラー(図を見てください。文章で説明するよりわかりやすいでしょう。)は、したままです。
                      
帰ってきてからは、ヒナちゃんには、創の治りを早めるために「田七」を、元気を快復するために「パナックスケイギョク(漢方薬)」を、鼻炎には「ホノビエン(漢方薬)」を毎日すこしずつ与えています。
ヒナちゃんは、特に「ケイギョク」が好きです。
「ヒナちゃんケイギョク」というと、すぐ近寄ってきてなめます。
ケイギョクを指につけておくとなめます。絶対かみません。
元気が無い時に、ケイギョクをなめると、はっきりと元気になるのが判ります。
田七の粉、かなり苦いのですが、これも喜んでなめます。
「ホノビエン(漢方薬)」は、好きでないようです。

その後、11日には、抜糸のために病院に連れて行きました。
順調に回復しているとのことで、無事抜糸されました。
その後は、少しずつ元気を取り戻して来ています。

ヒナちゃんは、今まで飼ったウサギの中で一番頭が良く、行動も面白いウサギです。
純系のウサギにとっての6歳は相当高齢なのだそうです。
ヒナちゃんは6歳ですから、高齢です。
しかし、何とか、元気で長生きしてもらいたいものです。   
娘は、あと10年は生きさせると言っていますが。

朝霞市、志木市、新座市、和光市で35年 漢方相談薬局
埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106  昭和薬局   薬剤師  鈴木 覚
TEL 048-473-7830  FAX 048-473-7332

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生姜の薬用効果、 薬効  その5

生姜の薬用効果、 薬効  その5
ショウガの食療方(薬膳)②

生姜挟柿餅  《飲食療法》
組成:生姜(皮を取り去ったもの)3~6g、干し柿1個
製法:干し柿を押して平にして、それを2片にし、生姜を切りつぶしたものを干し柿間にはさむ。
それをとろ火で加熱する。
服法:生姜を取り除き干し柿だけをたべる。或いは一緒に食べても良い。
功用:痰を切り、咳を止め、肺気を斂める。
主治:慢性の咳嗽,長く咳をして治らないもの、小児の百日咳等。


生姜紅棗粥  《中国食庁学》
組成:鮮生姜10~15g、紅棗10g、米(うるち米でももち米でもよい)150g
製法:生姜を細かく切り、紅棗(なつめ)、米と一緒に煮て粥にする。
用法:冬の日に朝食とする。
効用:胃腸をあたため、血脈を調和し、冷えを防ぐ。
主治:振動病。

生姜紅糖飲(しょうきょうこうとういん)  《疾病的食療与験方》
組成:生姜9g、黒砂糖50g
製法:生姜をつきつぶして黒砂糖を加え、さらに熱湯を加えて混ぜる。
用法:1日1回、暖かいうちに服用する。服用後重ね着をして汗を出させる。連続して2~3回服用する。
功用:中を暖め冷えを取る。
主治:風寒感冒。
       、(紅糖は黒砂糖のこと)

生姜芥菜湯  《飲食療法》
組成:新鮮な油菜(芥菜)500g、生姜10g
製法:鮮芥菜を洗浄して切り、生姜を細かく切り、水四碗分を加えて煎じつめて二碗分にし、食塩を少しばかり味を調える。
用法:上記の量を二つに分け1日のうちに飲用する。芥菜は食べても食べなくても良い。
功用:肺気を益し、痰と涎を去る。
主治:寒さによる感冒、頭痛咳嗽、白い痰で出にくいもの、筋骨疼痛等。


生姜飴糖飲(ショウキョウイトウイン)  《常見病的飲食療法》
組成:鮮生姜10、水飴30g
製法:上記を同時に沸騰したお湯の中に10分間いれる。
用法:1日に数回服用する。
功用:中を温め、胃を和し、吐き気を止める。
主治:胃腸の虚弱、冷えによって引き起こされた嘔吐、胃の痛み。
      (飴糖は水あめのこと)



生姜秋梨湯  《小児常見食療方》
組成:生姜5片、秋梨1個、黒砂糖適量
製法:生姜、秋梨を洗浄し、細かく切り、鍋に入れ,水を2碗分加え、15分間強火で煮沸し、黒砂糖を加えば出来上がり。
用法:熱いうちに梨を食べる。厚着をして微かに汗を出させる、寒さを避ける。1日1剤、連続して3日間。
功用:汗を出させ、冷えを除く。咳を止め痰を去る。
主治:小児の冷えを受けた感冒、鼻づまり。



生姜葱白酒 (しょうきょうそうはくしゅ)《常見心肺疾病的食療》
  【組成】生姜、葱白各15g
製法:水を加えて煎じる。
用法:熱いうちに飲用する。必要に応じて頓服する。
功用:肺を温め、冷えを取る。
主治:冷えによる哮喘。
(葱白:ソウハクは葱の白い部分のこと)

生姜煨紅棗(しょうきょうわいこうそう)  《飲食療法》葱
組成:鮮生姜数塊、紅棗(なつめ)数個
製法:生姜を二つに切り、中心を取り去り、その中に紅棗を一つ入れて、またあわせる。炭火の上において生姜が焦げるまで加熱し、紅棗を取り出して食べる。
用法:1回に5~6個
功用:冷えを除き、胃を暖め、胃を助ける
主治:冷えによる胃の痛み、唾、涎が多い、胃が冷えて嘔吐するものなど。


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生姜の薬用効果・薬効  その4

生姜の薬用効果、 薬効  その4

ショウガの食療方(薬膳)①


ショウガは、食品でもありますので、
しばしば、「食療方」にも用いられます。
特に、広い意味での、風邪に用いられることが多いようです。
食療方について書かれた本は、非常に多いのですが、今回は、「中医食療方全録」という本から、生姜の利用法を引用します。

さまざまな処方がありますが、特に、変わったもの(薬)を使っているのではなく、ごく普通の食材を使っているのを、選びました。
利用する場合は、これらの処方で、風邪を治すのではなく、風邪の治療の補助として、利用してください。
食事として摂ればいいのですから。

なお、紹介する処方は、効き目を保証は出来ません。利用する場合は、自己責任で。



「中医食療方全録」人民衛生出版社  項平先生主編  1997年7月  より


生姜湯  《健児薬膳》
組成:新鮮な生姜15-20g
製法:生姜を洗浄して皮を取り去る。薄す切りにして、茶碗にいれ、お湯を加える。または、煎じてもちいる。
用法:上記の量を2 ~3回分にわける。1回に2~3口をゆっくりと飲み、ゆっくりと飲み下す。
効用:中を温め吐き気をとめる。胃を暖め冷えを取る。
主治:小児が寒を受けて、或いは冷たいものを飲んだり、食べたりしたことによって引き起こされた嘔吐。

生姜粥①   《実用中医栄養学》
組成:米50g 生姜5片 葱数本、米酢適量
製法:生姜を掲きつぶして米と一緒に煮て粥にする。粥が熱いうちに葱と酢をいれる。
用法:熱いまま食べ、厚着をして汗を出させる。
効用:かぜ、胃を温め吐き気を止める。
主治:タト感風寒暑湿の邪によって引き起こされた頭痛、体の痛み、無汗、嘔逆等の症状。

生姜粥②   《常見病的飲食療法》
組成:新鮮な生姜9g(すりおろしたもの)大棗(ナツメ)2個、米150g
製法:一緒に煮て粥にする。
用法:空腹の時に温かいうちに服用する。
効用:かぜ、中を温め胃を暖める。
主治:風邪による寒けと熱,頭痛鼻づまり,胃が冷えて痛み嘔吐するもの、セキやゼイゼイするもの。

生姜蜜  《健児薬膳》
組成:新鮮生姜60 ~100g、蜂蜜適量
製法:将鮮生姜をつきつぶして汁をとり,かすを取り去る。その後、蜂蜜を生姜汁の中に加え,60mlの「姜蜜糖」とする。
用法:1~4才は30~40mlを服用、;5~9才は50mlを服用、 10~13才は50~60mlを服用する。1日に2~3回服用する。
功用:中を温め、冷えを取り、痛みを止める。

生姜刀豆飲  《常見病的飲食療法》
組成:柿のヘタ5個、刀豆(なたマメ)20g(切ってつぶした物)、生姜3片
製法:上気に水を加えて煎じ煮て,かすを取り去り、黒砂糖を適量加える。
用法:1日に2~3回服用する。
効用:温中を温め、気を下し、シャックリを止める。
主治:シャックリ。胃が冷えて嘔吐するのにも用いてよい。

生姜烏梅飲  《常見病的飲食療法》
組成:生姜10g、烏梅(ウバイ)10g、黒砂糖適量
製法:上記に水200mlを加えて煎じて煮る。
用法::1回に100mlを服用する。1日に2回。功用:胃を和し、嘔きけを止める。
主治:肝胃不和の妊娠嘔吐。
(烏梅ウバイ は、梅の燻製みたいなもので、色が黒い。烏ウは黒いという意味。
 梅干で、代用してもよいでしょう。)

生姜烏梅茶  《家庭保健飲料》
組成:生姜10g、烏梅肉3g、緑茶5g、黒砂糖20g
製法:生姜を洗浄し,去をむき、細い糸のように切る。烏梅は洗浄した後、烏梅肉をむきとり、核(種)を除去する。烏梅肉は切って細かい糸状にする。生姜の糸,烏梅の糸,緑茶を一緒に
温めた杯にいれる。それに、沸騰したお湯を入れ、30分ほどおく。服用する前に黒砂糖を入れる。
用法:1日2~3回、,随意に温かい内に飲用する。連続3~5日間。
功用:下痢を止める。
主治:急性・慢性の細菌性の痢疾。

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